コミック「神童」映画化。主演少女の手つきは神童級!?
2006年5月30日 12:00
さそうあきら原作の同名漫画を、「帰郷」などの作品で知られる萩生田宏治監督が映画化する「神童」。同作の製作発表記者会見が、5月29日、東京・元赤坂の明治記念館で行われ、萩生田監督以下、成海璃子、松山ケンイチ、柄本明、手塚理美、西島秀俊らキャストが来場した。
「神童」は、天才ピアノ少女・うたと、音大を目指し勉強中の落ちこぼれ受験生・和音(わお)の交流を描く。天才ピアノ少女を演じる成海は「今までにないくらい、お芝居もピアノも頑張っていますが、ピアノが嫌いになるくらいにならないと」と話していたが、原作者のさそう氏は、そんな彼女を「手の動きは完璧」と誉めていた。一方、和音を演じる松山ケンイチは、役作りとして本物のピアニストに会った時の話を披露し「(彼らは)感情をそのまま鍵盤で表現できる感覚が凄い。自分も(役を作り込むのではなく)なるべく感覚で、この役に臨みたい」と語っていた。「神童」は来春公開予定。