足ヒレの先まで本物。「LIMIT OF LOVE 海猿」が完成
2006年4月4日 12:00
海上保安官の中でも機動救難隊と呼ばれるスペシャリストたちの過酷な日常と友情を描き、興収17億円を超える大ヒットとなった「海猿」が、TVドラマ化を経て、再びスクリーンに帰ってきた。4月3日、東京・日比谷の帝国ホテルでは「海猿」プロジェクトの最終章となる「LIMIT OF LOVE 海猿」の完成披露会見が行われ、伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、時任三郎らの出演者と羽住英一郎監督が出席した。
海上保安庁の全面的な協力を得て水中・海上撮影が敢行された本作だが、鹿児島で行われたロケについて、伊藤、佐藤ら若い俳優が、一緒に食事に行ったりゲームをしたりといった和気あいあいの撮影現場の様子を語るそばで、事故対策本部で指揮を執る司令官役の時任は「現場を離れて非常に寂しかった。自分としては参加した実感がない」と語り、会場の笑いを誘った。
会見後は、場所を有楽町の日劇2に移して披露試写会が行われた。舞台挨拶では、隊長を演じる石黒賢が「皆さん『CGじゃないの?』と思うかもしれませんが、とても危険なカット以外は足ヒレの先の先でも英明か、隆太か、俺か、とにかく我々です」と語り、熱演ぶりをアピールした。5月6日公開。