角川ホールディングス、日本ヘラルド映画を完全子会社化
2005年3月22日 12:00
角川ホールディングス(HD)は3月17日、関連会社である日本ヘラルド映画を、株式交換によって完全子会社化すると発表した。角川HDの角川歴彦社長とヘラルド映画の古川博三社長が共同会見し、明らかにした。
ヘラルド映画は昨年、角川映画を引受先とする第三者割当増資を実施、角川HDの傘下に入った。今回の株式交換比率は、ヘラルド映画株1株に対し、角川HD株34株というもの。ヘラルド映画は7月27日に上場廃止となる。
角川HDは、米ドリームワークスへ出資したり、韓国の映画大手CJエンターテインメントと提携するなどアグレッシブに事業拡大を展開中。今回のヘラルド映画子会社化によって、名門インディペンデント映画会社のノウハウを手に入れることになる。