ジュード・ロウがアメコミ映画に出演？

アメコミ映画ブームが続く中、ジュード・ロウもダーレン・アロノフスキー監督のもとでコミック・ヒーローに扮する可能性が出てきた。ロウ本人が、エンパイア・オンラインに語ったもの。

ロウが出演交渉しているのは、「フロム・ヘル」や「リーグ・オブ・レジェンド／時空を超えた戦い」で知られるイギリスの鬼才アラン・ムーアの「ウォッチメン」。87年にDCコミックから発表された本作は、近未来を舞台にスーパー・ヒーローの存在意義を問い直したムーアの代表作だ。SFとしての評価も高く、アメコミとしては唯一、SFファンたちの一般投票で選ばれるヒューゴー賞を受賞している。

インタビューの中でロウは、自分はコミック本のコレクターであると告白。「今でも、コミック・ショップに行って自分の好きな漫画のバックナンバーに目を通すんだ」とコメント。「ウォッチメン」のキャラクターの1人、ロールシャッハの刺青を入れていることも明かしている。

「X-MEN」シリーズや「スコーピオン・キング」のデビッド・ヘイターがすでに脚本に着手しており、アロノフスキー監督が、ヒュー・ジャックマン主演の「ザ・ファウンテン」を完成した後、05年後半から撮影開始する予定。