ルーカスがシンガポールにアニメスタジオを設立
2004年8月10日 12:00
ジョージ・ルーカス監督は3日、自身が経営する製作会社「ルーカスフィルム」のアニメ部門をシンガポールに移し、シンガポール政府の投資のもと、新たにデジタルアニメ製作会社「ルーカスフィルム・アニメーション・シンガポール」を設立すると発表した。
ルーカスフィルムの海外進出は初めてのこと。同社のミシェリン・チャウ最高執行責任者(COO)は、アジア地域の拠点としてシンガポールを選んだ理由を「知的財産権の保護体制が整っているため」と述べた。
「ルーカスフィルム・アニメーション・シンガポール」は現地で約300人を雇用し、映画やテレビ、ゲームなどデジタルアニメのコンテンツ製作を手がけることになる。ジョージ・ルーカスは「シンガポールに拠点を置くことにより、西洋と東洋をブレンドした、新しいアニメーションのスタイルを作り出すことができると思う」とコメントしている。