ジョニー・デップ、次の次もティム・バートン作品
2004年7月6日 12:00
ティム・バートン監督の次回作「チョコレート工場の秘密」で、工場長のウィリー・ワンカを演じるジョニー・デップが、バートン製作・共同監督のアニメでも主人公を務めることになった。そのタイトルは「The Corpse Bride(死体の花嫁)」。「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のようなストップモーション・アニメで、19世紀ロシアの民話をもとにしたダーク・ファンタジーだ。デップが吹き替えるのは、生きたままあの世に連れて行かれ、死体と結婚することを強いられる物語の主人公ビクター。死体の花嫁役には、バートン監督の恋人であり、一人息子の母親でもあるヘレナ・ボナム=カーター。現世でビクターの帰りを待つ妻の声はエミリー・ワトソンが担当する。さその他にもアルバート・フィニー、クリストファー・リー、リチャード・E・グラントといったバートン作品と相性の良い名優たちも集結することになりそうだ。
バートンと共にメガホンをとるのは、ロアルド・ダール原作のストップモーション・アニメ「ジャイアント・ピーチ」でアシスタント・アニメーターを務めたマイク・ジョンソン監督。音楽はダニー・エルフマン。全米公開は05年10月の予定だ。