潜水士たちの奮闘を描く「海猿」が完成
2004年4月27日 12:00
TVドラマ化もされた「ブラックジャックによろしく」が大きな話題を呼んだ、佐藤秀峰の同名人気コミックを映画化した「海猿/ウミザル」が完成。4月27日、有楽町朝日ホール(東京・有楽町)にて会見が行われ、羽住英一郎監督、主演の伊藤英明、加藤あい、海東健ら出演者が出席した。
本作は、海難救助の最前線で、死と隣り合わせの状態で活動する海上保安庁の潜水士たちの友情と活躍を描く海洋エンターテインメントだが、必然的に水中撮影が多く、過酷な現場だったようだ。羽住監督は撮影を振り返り、「スタッフ、キャストが全力で取り組んだ成果がフィルムに焼き付いている。映画を観てもらえば、その想いが伝わるはず」と自信のほどを語った。
一方、元々原作のファンだったという伊藤も「映画にならないだろうかと思っていた時に出演の話をもらい、夢がかなった気分。とても思い入れが強い作品です」とアピールした。6月12日公開。