日本ホラーの粋を集めた「J-HORROR THEATER」が誕生
2004年3月30日 12:00
今年は「着信アリ」がヒットし、「呪怨」がハリウッドでリメイクされるなど、相変わらず日本のホラーが元気だ。この流れに乗って、邦画最大手の東宝が、日本ホラー界の才能を結集した新たなレーベル「J-HORROR THEATER」を立ち上げることを3月30日に発表した。参加するのは、黒沢清(「回路」「CURE」)、中田秀夫(「女優霊」「リング」)、清水崇(「呪怨」シリーズ)、落合正幸(「催眠」)、鶴田法男(「案山子」)、高橋洋(「リング」シリーズ脚本)の6監督。
プロデューサーを務める一瀬隆重氏(「リング」「呪怨」)によると、ハリウッド・リメイクされた「リング」の成功を機に、海外から中田監督らの次回作に関する問い合わせが殺到し、今回の新レーベルについても、既に大手配給会社による北米での公開が決定しているとの事だ。同レーベルは、それぞれ2本立てでの公開が決定しており、第1弾として「感染」(落合監督)と「予言」(鶴田監督)が10月2日に公開され、その後、06年12月まで順次製作が行われる。