ラッセル・クロウが負傷。新作に影響が
2004年2月3日 12:00
ラッセル・クロウが最新作「シンデレラ・マン」の役作りをしている最中に、肩を脱臼した。ボクシングの世界チャンピオンを演じるために厳しいトレーニングを積んでいたクロウだが、無理をして古傷を痛めてしまったようだ。数年前、ジョディ・フォスター監督作「フローラ・プラム」の役作り中に、肩を脱臼するアクシデントを起こし、出演を見送った経緯がある(ちなみに同作は、ユアン・マクレガー主演で映画化の準備が進められている)。「シンデレラ・マン」のプロデューサーのブライアン・グレイザーは、「ラッセルは世界でトップレベルのボクシング・コーチのもとでトレーニングを行っており、その意気込みが、今回のケガにつながってしまったのではないか」とコメントしている。クロウのケガによって、「シンデレラ・マン」のクランクインは3月上旬から4月へと延期されることになった。
「シンデレラ・マン」は、30年代に活躍したヘビー級チャンピオン、ジェームズ・ブラドックの生涯を描いた作品。監督は「ビューティフル・マインド」のロン・ハワード、脚本も「ビューティフル・マインド」のアキバ・ゴールズマンが担当、共演のレニー・ゼルウィガーは、クロウ扮するブラドックの妻を演じる。