ヴィン・ディーゼル、「トリプルX」の続編を降板
2003年10月7日 12:00
「トリプルX」の続編から、ヴィン・ディーゼルが降板することが決まった。彼の代役を務めるのは、ラッパーとしても知られるアイス・キューブ。オリジナルの監督を務めたロブ・コーエンも降板し、「ダイ・アナザー・デイ」のリー・タマホリがメガホンを握ることになった。ヴィン・ディーゼルとロブ・コーエン監督が続編からそろって降板するのは、「ワイルド・スピード」のときとまったく同じパターンである。当時、ヴィン・ディーゼルは、「ワイルド・スピード」の続編を「脚本が気に入らないから蹴った」と吹聴していたが、実は法外なギャラを要求して、スタジオ側からはねつけられただけだったと、共演したポール・ウォーカーが明かしている。その後、ヴィン・ディーゼル抜きで製作された「ワイルド・スピードX2」は大ヒットを記録する一方、ヴィン・ディーゼルの出演作である「ノックアラウンド・ガイズ」「ブルドッグ」の2作はどちらもコケて、ディーゼルにとって皮肉な結果となっている。