藤木直人&仲間由紀恵のラブシーンに注目。「g@me.」製作発表
2003年7月22日 12:00
「放課後」で江戸川乱歩賞を受賞、映画化作品としては99年の「秘密」で知られるベストセラー作家・東野圭吾の「ゲームの名は誘拐」がタイトルも新たに「g@me.」として映画化される。7月17日には東京・成城の東宝スタジオで、主演の藤木直人、仲間由紀恵に加え、原作の東野氏、監督を務める井坂聡、「踊る2」でもお馴染みの亀山千広プロデューサーらが参加して製作発表会見が行われた。
“勝ち組”エリートサラリーマンと、自分を無能呼ばわりする上司の娘が出会い、上司への復讐の為に偽装誘拐を企てるというラブ・サスペンス。ストーリー展開もさることながら、これまでなぜかラブ・ストーリーとはあまり縁がなかった藤木と仲間、この2人の濃厚なラブシーンにも期待度大だ(すでにお茶の間でも特報がオンエア中)。今回が映画初主演となる藤木は「仲間さんは大人っぽいし、僕はガキっぽい。プレッシャーもあるが、精一杯背伸びして頑張りたい」と意気込みを語ると、亀山プロデューサーは「この映画を観終わった後に、彼氏が彼女を誘拐して帰さないという事件が頻発するようになってくれれば嬉しい。その分、報道が大変になるが(笑)」と本作への十分な期待を覗かせた。また原作の東野氏は主演の2人について、「こんなに綺麗な2人は正直予想していなかった。おまけに藤木さんは僕が行きたかったのに行けなかった大学(早稲田大学)を出ているし」と嫌味を交じえながらも満足気。7月25日にクランクインし、9月上旬にはクランクアップ予定。11月8日に公開となる。