全米批評家協会賞は「戦場のピアニスト」
2003年1月14日 12:00
アメリカ映画界はいま賞レースの真っ只中にあるが、先週末、全米批評家協会が、最優秀作品賞を発表した。全米55の新聞・雑誌の映画批評家が選んだ02年の最優秀作品は、ロマン・ポランスキー監督の「戦場のピアニスト」。同作はカンヌ映画祭でパルムドールを受賞しており、ゴールデングローブ賞の作品賞・主演男優賞(エイドリアン・ブロディ)にもノミネートされている。「戦場のピアニスト」がゴールデングローブ賞でも作品賞を受賞するようなことがあれば、小規模作品ながら、一躍アカデミー賞候補のトップランナーとなる。今週末のゴールデングローブ賞に注目だ。