ダンブルドア校長、死去
2002年10月29日 12:00
名優リチャード・ハリスが、ロンドンの病院で亡くなった。72歳だった。「ハリー・ポッター」シリーズのダンブルドア校長役で知られるハリスは、今年8月にホジキン病(リンパ腫の一種。リンパ系に発生するガン)と診断されて入院。来年撮影開始のシリーズ3作目「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」への出演を熱望し、治療に励んでいたが、残念ながらそれもかなわなかった。
アイルランド出身のリチャード・ハリスは、「孤独の報酬」でアカデミー賞にノミネートされ注目を浴びる。その後、「テレマークの要塞」「ジャガーノート」「サウス・ダコタの戦い」などに出演。最近では「許されざる者」「グラディエーター」などに出演。今年公開された「モンテ・クリスト伯」(日本公開は今週末の11月2日)でも、監獄で主人公エドモンに武術を伝授するフィリア祭司を好演していたばかり。