シリーズ作品がまだまだ。2002年秋冬、全米映画事情
2002年8月13日 12:00
今年の夏も、映画界は「スターウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」を皮切りに、「メン・イン・ブラック2」「オースティン・パワーズ/ゴールドメンバー」と、ヒット作の続編で大いににぎわったが、この傾向は、例年なら芸術作品が多く公開される秋冬シーズンになっても止まりそうにない。11月には「ハリー・ポッター」のシリーズ第2作「ハリー・ポッターと秘密の部屋」と「007」シリーズの20作目「ダイ・アナザー・デイ」が公開。12月には「スター・トレック/ネメシス」「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」「サンタクロース2」など続編映画が10本も公開を控えている。同時期には、アカデミー賞狙いの作品が13本も公開されることになり、生き残りをかけて激しいバトルが展開されることは必至。