新「007」、マドンナのワガママに振り回される
2002年7月16日 12:00
全米で11月公開予定の007新シリーズ「ダイ・アナザー・デイ」。今回の監督は「スパイダー」のリー・タマホリ、そしてボンドはもちろんピアース・ブロスナン。お相手のボンドガールには「チョコレート」でアカデミー賞を受賞したハル・ベリーが抜擢された。そして主題歌を歌うマドンナもカメオ出演することになり、物事はスムーズに進んでいた。しかし、ここからトラブルが始まった。カメオ出演することになったマドンナはまず、自分とボンドとのキスシーンを要求。それがかなえられないことがわかると、今度は自分の役をレズビアンとして描いて欲しいとプロデューサーに掛け合った。さらに、自分の演じるシーンだけ、夫であり「スナッチ」の監督でもあるガイ・リッチーに書き直しさせろと言い出したのだ。あまりのワガママに困り果てたプロデューサーは、とりあえず「レズビアン案」にはゴーサインを出したらしいのだが、いったいどんな映画になっていることやら。