韓国の若手人気No.1女優が来日!
2000年10月3日 12:00
「シュリ」のハン・ソッキュと共演した「八月のクリスマス」「カル」などで知られる韓国の人気女優シム・ウナが、新作「美術館の隣の動物園」のプロモーションのため来日。9月26日、東京・新橋の徳間ホールにて記者会見を行った。シムは本国でTVドラマ・映画に多数出演して人気を博しながらも、バラエティー番組などマスコミの前には滅多に姿を現さないことで知られている。そんな彼女の会見とあって、当日は会場に溢れんばかりの記者団が詰め掛けた。
本作は女流監督イ・ジョンヒャンの半自伝的物語を映画化したもので、恋に破れた二人の男女の奇妙で優しい関係を描いたラブストーリー。映画を選ぶ基準について、シムは「脚本→製作会社→配給会社→監督の順に優先している」ときっぱり。また「芸能ニュースのインタビューに応じないのは何故か」の問いに「特に理由はありません。観客の皆さんとはドラマや映画で近づきたいから」と語った。しかし、人気の理由を尋ねられると「若い女性に『かわいい』と言われるのは嬉しい。もちろんかわいいのは私だけではないですが」と茶目っ気たっぷりの笑顔を見せる場面もあった。
ごく最近まで、映画に対する規制が厳重だった韓国。当日は、本作の撮影が行われた韓国国立近代美術館内での“初”の撮影許可の英断を下した前美術館事務局長のキム・ジョンムン氏も会見に参加し、本作の日本公開に対する喜びを語った。映画は11月上旬より、シネマ・カリテほかにて公開。