幸福な結婚記念日

劇場公開日:

幸福な結婚記念日

解説

ジャック・タチとのかかわりから映画界に参入し、監督、俳優、イラストレーターなどマルチに活躍したピエール・エテックスと、後に脚本家として「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」などの名作を手がけるジャン=クロード・カリエールとともに制作し、1963年・第35回アカデミー賞で最優秀短編実写映画賞を受賞した名作喜劇。

結婚記念日を妻と自宅で祝うため、プレゼントやワインを買い込んで家路を急ぐ男。しかしパリの交通渋滞などのトラブルに次から次へと巻き込まれ、なかなか家にたどり着くことができず……。

日本では「ピエール・エテックス レトロスペクティブ」(2022年12月24日~2023年1月20日、東京・シアター・イメージフォーラム)で劇場初公開。

1962年製作/13分/フランス
原題:Heureux anniversaire
配給:ザジフィルムズ
劇場公開日:2022年12月24日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第35回 アカデミー賞(1963年)

受賞

短編実写映画賞  
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(C)1961 - CAPAC

映画レビュー

3.5「幸福な」結婚記念日

2023年2月28日
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imymay

4.0この軽快なテンポ!やっぱりコレだよ!コレ!

2023年1月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

うーん、コレはイイ。
やっぱり、この人は短編だなあ。
小気味いい洒脱なセンスが軽快にグルーヴしている。
コントのネタがベタではあるが、常にエスプリの効いたペーソスの予感があるので、ある種、軽快な音楽の節回しみたいな、心地いい調性のノリがある。
そして、モノクロの撮影が本当に素晴らしい!
最新リストア万歳!

それにしても、この頃のパリの街並み!
石畳を走ってる当時のヨーロッパ車も含めて、本当に絵になる。特にモノクロでは。
クルマ好きにも結構おすすめ。

ちなみに邦題の方は、元の原題を英語にして『ハッピー・アニバーサリー』の方が良かったかな。
ハッピーもアニバーサリーも、もう殆ど日本語だし、ハッピーという軽快な語感が(反語的な皮肉のイメージも含めて)この作品に合ってた気がする。

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osmt
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