渚に咲く花

解説

「HKT48」卒業後、映画「徒花」「空のない世界から」などで俳優として活躍する兒玉遥が主演を務め、自分の気持ちに素直に向き合いながら生きる人びとの姿を描いたヒューマンドラマ。

ある海辺で、会社を休んであてもなく歩いていた彩花と、その町で生まれ育った渚という2人の女性が出会う。2人は、渚が亡くなった祖父から受け継いだ焼き鳥屋に飲みに行くことに。東京の会社でキャリアを築いてきた彩花は、自然に囲まれ自由奔放に生きる渚に翻弄されつつも、彼女と一緒にいることに居心地の良さを感じる。会社に休暇願いを出し、しばらくその場所に留まることにした彩花。渚は、半ば強引に彩花を誘って焼き鳥屋を一緒に切り盛りし、店は次第に繁盛していく。そんな生活を満喫していたある日、彩花は会社を休む理由となった出来事を告白する。

「最果てリストランテ」「劇場版・歌姫オバカミーコ」の松田圭太が監督・脚本。自由奔放だが、それゆえに人を傷つけてしまう渚を兒玉が演じ、渚との出会いから人生を見つめ直す彩花役は、「深呼吸の必要」「サラリーマンNEO」などで活躍し、本作が約10年ぶりの映画出演となった金子さやか。

2022年製作／76分／G／日本
配給：ライスフィールド
劇場公開日：2022年11月11日