オレの記念日
劇場公開日:2022年10月8日
解説
「布川事件」で冤罪逮捕され29年間を獄中で過ごした桜井昌司さんを追ったドキュメンタリー。
1967年8月に茨城県利根町布川で発生した強盗殺人「布川事件」で冤罪により無期懲役判決を受け、20歳から29年間にわたって獄中生活を強いられた桜井さん。2011年に無罪判決、21年には国家賠償裁判で完全勝利を収めた。19年には末期ガンで余命1年の宣告を受けたが、2年が過ぎた現在も精力的に全国を駆け巡っている。桜井さんは獄中にいた時から両親や自分自身へ向けて多くの詩を書きつづっており、逮捕された日さえも「記念日」と呼ぶなど、次々と降りかかる困難を言葉の力で乗り越えてきた。
これまでも「SAYAMA みえない手錠をはずすまで」などの作品で冤罪被害者にカメラを向けてきた金聖雄監督が12年間にわたって桜井さんを取材し、不運を強さと優しさに変えて前向きに生きる姿を映し出す。フォーク歌手の小室等が語りを担当。
2021年製作/104分/G/日本
配給:Kimoon Film
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2022年11月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
うーん。
誰もがこの主人公のように生きられるわけもない。
冤罪で29年獄中で、出所してがん末期。
それでも明るく生きているのはきっと素晴らしいのだろうが、
どんなに苦しい目にあってもこの主人公のように明るく生きろっていう
ことを作りては言いたいわけ?
一体、見る側に何を伝えたかったのか?
宣伝文句も的外れな気がする。
パンフは誤植あり。
2022年10月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
私が人生に絶望していた時、立ち直るきっかけをくれた映画です。
桜井昌司さんからは、苦しみに耐えた人だけが醸し出せる明るさ、優しさ、強さが滲み出ています。
人生を嘆かず、人を恨まず、ただひたすらに前を向き、明るく楽しく幸せを創り出してこられた桜井さんの生き様に涙が出ました。
私も桜井さんのように生きていきたいです。
観るか迷っている方、絶対に観たほうが良いですよ!後悔はしません。
生きる力をもらえます。
2022年10月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
冤罪事件の多さに驚いた。
そして、今もなお、闘い続けてる人がいることや、もしかしたら塀の中に訴え続けてる人もいることを知った。
ある日突然、犯罪者になり、違うと訴えてもそれがいつのまにか、犯罪者にならざるおえない状況になってしまう。してしまう。そんな警察、検察、裁判のおかしな矛盾。
間違えたら、素直に間違えを認め、謝る。
それが、人としての当たり前。
その当たり前なこともできない人たちが国を守れるはずがない。
日本はどこへ行こうとしてるのか??
記録すること。
記憶すること。
の大切さを改めて感じた。
やはり、こういった映画はたくさんの人に観てもらい、感じて、考えて欲しいと思った。
2022年10月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
1967年8月に茨城県利根町布川で発生した強盗殺人事件(布川事件)の冤罪で無期懲役判決を受け、20歳から29年間、獄中生活をした桜井昌春さんは、その後、2011年に無罪判決、21年に国家賠償裁判で完全勝利を収めた。19年、ガンのステージ4で余命1年の宣告を受けたが、2年以上経つ現在も精力的に全国を周り冤罪支援と講演を続けている。桜井さんは獄中時代から両親や自分へ向けて多くの詩を書いていて、逮捕された日も「記念日」と呼ぶなど、困難を明るく乗り越えてきた。そんな彼のドキュメンタリー作品
12年間にわたって桜井さんを取材し、不運を強さと優しさで前向きに生きる姿に凄い人だなぁ、と思った。
警察と検察が間違っていたのなら、謝罪をすべきで、国家賠償裁判で国が負けても全く謝罪しないというのはどういう事なんだろう?
この世の中、隣の赤い国ほどじゃ無いかもしれないが、理不尽なことが多いので、彼の言っていた、不運ではあるが不幸ではない、という前向きな考え方は見習いたいと思った。