3653の旅
劇場公開日:2022年8月13日
解説
「愛のくだらない」で第14回田辺・弁慶映画祭グランプリ&映画.com賞を受賞した野本梢監督が、10年前に東日本大震災で被災した幼なじみの女性2人を主人公に、それぞれの過去・未来への向き合い方と葛藤を描いた中編映画。
東日本大震災から10年。石巻で被災した玲は育英金で都内の大学を卒業し、現在は埼玉県のリフォーム会社で働いている。故郷で引きこもりがちな生活を送る年下の幼なじみ・凪を心配する彼女は、職場の後輩・祐太を連れて石巻を訪れる。祐太が凪との仲を深めていく一方、玲は現在も行方のわからない母と過ごした日々を振り返る。
岩手県出身の女優・中村更紗が玲、「優しさのすべて」の二田絢乃が凪、「ボクらのホームパーティー」の卯ノ原圭吾が祐太を演じる。
2021年製作/42分/G/日本
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2022年8月21日
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鑑賞方法:映画館
完全な自主制作映画のため、評価はしづらい。
東日本大震災を題材にすると、ストーリーの広がりもなかなか難しい。
主人公玲は男友達の祐太と石巻に行き、幼なじみの凪と会う。玲は引きこもりがちになっている凪と初対面の祐太の仲を近付けようと、仕事のふりをして、凪と祐太を二人きりにする。
そして、凪が祐太の元へ行く行かないという話になるのだが、短編ということもあり、まったく時間的脈略もなく恋愛感情に至るあたりは、なかなか厳しい部分がある。
野本梢監督として、映画を世に出すとしたら、やはり「愛のくだらない」を越えるものを出さなければいけなかったと思うが、かなりのバージョンダウンを感じてしまう。
「3653の旅」という題名の意味も劇中ではわからなかった。
また次回作を期待します。
2022年8月17日
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鑑賞方法:映画館
ロケ地に行きたくなりました。今、こんな風になってるんですね。。音楽にも、ぐっと来ました。
2022年8月13日
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東日本震災から10年後、埼玉のリフォーム会社で働く女性が、震災後引き籠もりになってしまったという幼馴染みに会いに石巻に帰る話。
働き始めて6年、石巻に帰るか否かを会社で聞かれた主人公が、後輩の男性社員を連れて石巻に出かけて巻き起こるストーリーだけど、引き籠もりちゃんを訪ねたら、あれ?引き籠もってないんですね。
そこからの話も幾ら中編とはいえあっさり急展開が多くて、結末は嫌いじゃないけれど沁みてこないし、じゃあそもそもなぜ後輩連れてった?
その他にも会社の支店が石巻にあるのももっと早く絡めて欲しかったし、8月4日も良くわからなかったしでイマイチ腹に落ちてこなかった。