劇場公開日 2022年5月21日

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「差別はする側は意識がなくてもされる側は気にするもの」私のはなし 部落のはなし りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0差別はする側は意識がなくてもされる側は気にするもの

2022年7月3日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

江戸時代の日本には士農工商の下に穢多と非人と呼ばれる賤民が存在した。1871年に明治政府が発した解放令により賤民身分は廃止されたが、それ以降も彼らが住んでいた地域は、部落、と呼ばれ、差別は残った。現在、法律や制度上は、部落や部落民は存在しないが、少なくない日本人がいまだに差別意識を持っているのが現状。
部落差別の起源・変遷から現状までを、差別の歴史と背景を描いたドキュメンタリー作品。

被差別部落といっても屠殺や死刑執行人の穢多の事だけで、非人は描いていない。
差別はする方は何も意識してなくてもされる方はすごく覚えているものだと改めて思った。
広島も被爆者の差別があり、自分が被爆者だと言えずに過ごした人が多いのでよくわかる。
ただし、今回の被差別部落については、小学校でも授業で習ったし、隣の集落が被差別部落だったから、同和対策と言って広くて綺麗な道が整備されたりと、逆差別を感じた経験が有るから、いちがい共感は出来ない面もある。
三重、京都、兵庫で実名を出して自分の体験を語る人が出てて凄いと思った。
内容は知ってる事ばかりで、特に目新しいものは無かった。
金持ちと貧乏人、役職の上下、公務員と民間人、差別意識はどこにでも存在するものだと思うし、人種や肌の色の違いなど自分ではどうしようもない環境下での差別も多く存在する。
いくら綺麗事言っても差別は無くならないと思う。

りあの