劇場公開日 2022年9月9日

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グッバイ・クルエル・ワールドのレビュー・感想・評価

全118件中、1~20件目を表示

3.5期待して見るのか、平常心で見るのか、目線の位置で感想が大きく分かれそうな作品。期待し過ぎずに見るのがポイントか。

2022年9月9日
PCから投稿

本作は、大森立嗣監督がメガホンをとり、実の弟の大森南朋が刑事役で登場するという非常に珍しいキャスティングとなっていて、さらには、主演の西島秀俊、脇を固める斎藤工は「シン・ウルトラマン」コンビだったりと、何気に豪華な雰囲気を醸し出しています。
そこで期待が高まるのは分かりますが、あえて言いたいのは、「期待し過ぎないでください」ということです。
ハードルを上げた視点で見ると、きっと満足度は高くないのではと思います。
例えば、ラストの2人は、どういうカラクリで出会うことができているのだろうか、などと考え出すと、キリがなくなっていく気がします。
そこで、本作を見る際には、ノリの良い音楽に合わせて繰り広げられるクライム・エンターテインメント作品だと割り切って、細かいことを気にせずに見るのが一番楽しめると思います。
「R15+」指定になっているくらいに、割と真面目に登場人物らが人生をかけ、はじけています。
【年齢、ファッションもバラバラで、互いに素性も知らない5人組の強盗組織が、ヤクザの資金を強奪する】という設定自体で「クルエル・ワールド」を感じさせます。
その後に何が起こるのかを見届けましょう。

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細野真宏

2.5複雑にしすぎた

2024年3月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

複雑に絡み合う構想を活かしきれず
よく分からない展開になってしまった
前半までは良き

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シュウ

4.0非常に惜しい作品。日本版ノワールの新世代を一瞬夢見させてくれる作品。

2024年3月12日
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楽しい

興奮

知的

標題の通り、日本版ノワールの新世代を一瞬夢見させてくれる作品。もっとハードに、もっとスタイリッシュに、もっとサイコに、もっとスプラッターに、もっとハードボイルドに、もっと『狂えるWORLD』を見せてほしかった。次はもっとCrazyに、止まらない映像文化を創り上げてほしいという期待を込めて4.0評価しました。あと、非常に個人的な意見ですが、最近、沢木耕太郎の『深夜特急』朗読でマイフィーバーになっている斎藤工をもっと活かしてほしかった。でも、もう少しで何か掴めそうな境位を垣間見せてくれた逸品です。

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りょう(映画2000本は視聴)

3.090年代を思い出させてくれる

2024年1月13日
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鑑賞方法:VOD

往年のタランティーノ作品や「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」などを思い出させるような映画。とにかく奪い合いの殺し合いが次々と起こる。なんか懐かしいなぁ。

もっとテンポ良くしてほしかったなと思う。こういう映画はハチャメチャな物語を楽しむだけで良いからこそリズム良く次から次へと展開してほしかった。少し間延びしてしまった印象。

悪くなかったけどね。レザボア・ドッグスしてテルマ&ルイーズする感じとか。あの頃はこういう映画をたくさん観てた。

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ヨーク

3.5音楽映像は良い

2024年1月6日
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鑑賞方法:VOD

曲の入り方も曲選もめちゃくちゃ良くて、キャスト的にも絶対に面白いという期待を持って見てしまったが、全体的に脚本が雑だなと感じた。どう繋がるんだ?ここからどうなる?と期待させるだけさせて、あれっ、、?みたいな感じ。音楽も良く映像も綺麗でキャストや全体的な雰囲気はとても良いので、あまりストーリーには期待せずただ雰囲気を楽しむ映画としては良さそう。

玉城ティナちゃんが、ずっと見ていたいくらい綺麗だった。

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zun

2.5金をかけた自主制作映画

2024年1月3日
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鑑賞方法:VOD

設定や役者など面白くなる要素が多いが、結局は駄作だった作品。
とにかくチャカをぶっ放す。どこかの映画のあのシーンを……
自主制作映画に金をかけただけのような作品。
この手の映画でストーリーがあまりにもザルなのは見るに堪えない。

大いに反省するべきだと思う。

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774

2.5クズばっか

2024年1月1日
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鑑賞方法:VOD

登場人物ほぼクソ野郎ばっかりなんですが、ボビー・ウーマック、マージー・ジョセフ、ウィルソン・ピケット。選曲は最高じゃないですか。

氷魚くんは、お父さんにそっくりですねぇ。

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よしお

3.0善人ゼロ

2023年12月19日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

暴力団の資金洗浄現場に押し入り、巨額の現金を奪い取った五人組の強盗団がいた。
分け前の分配でケチったことから情報が漏れ出す。
盗まれた方も子飼いの刑事を送り込み、犯人を追い詰めていく。
もう少し憎々しげな悪役が欲しかったなぁ。
裏金や宝飾店強盗など、とても今風だけど、こんな日本に未来は・・・。

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いやよセブン

3.5豪華メンツ

2023年12月11日
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2023
93本目

ストーリーは至って簡単。
ただ出てくる役者が西島秀俊、大森尚、三浦友和、斎藤工、宮川大輔…
まあ観たくなるメンツ。
前評判もあったので、及び腰でやっと鑑賞。
いやぁ〜奥野瑛太がよかった。
終わってみたら彼の演技は印象に残る。

ヤクザ物なので、ドンパチ、殴り、刺す、なんでもあるんだが、なんだろかエグさは無い。。
深夜に観る感じがいいかも知れない。

ラスト、音楽も風景も悪く無い。

さて最後の銃声はどっちだ?

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M.T

3.5シアン強めでグルーヴィにいっちゃう?

2023年11月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

興奮

北野武かタランティーノか、、、
あるいはオリバー・ストーンの『ナチュラル・ボーン・キラーズ』のようでもある。
血しぶき飛び交うアクション作品だ。

画面の色調も青が勝ち気味で、よりクールに、よりプラスチッキーな感じを醸し出すので、大きめのボリュームで入っているグルーブ感強めの挿入歌群との相性がとても良い。好きなトーンだ。

印象的だったのは、アンザイ(西島秀俊)の元舎弟・飯島を演じた奥野瑛太だ。行き場を失った″どチンピラ″の姿を見事に演じ・・・というより、憑依させていた。
ホンモノだった。

違和感なくラストまで見続けられたのは、キャスティングが素晴らしかったからだ。

西島秀俊、大森南朋、鶴見辰吾、奥田瑛二、モロ師岡、斎藤工、玉城ティナ、宮沢氷魚、三浦友和、片岡礼子、、、

みなさん、ビッタリはまってました。
ありそうで、実は、なかなかない、素晴らしい映画だった。

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Haihai

3.5思ったよりあっさり。ウケる人にはウケるかも?

2023年11月4日
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鑑賞方法:VOD

興奮

知的

まず結論から言うと、思ったよりあっさりした映画でした。決してダメというわけではないですが、予告編での誇張が過ぎた映画の一例ですね。もちろん拳銃だのライフルだので銃撃戦もあったしグロデスクで刺激の強いシーンもそれなりに見受けられましたが、淡々と続くシーンも多かったし、人間ドラマ的な部分が強かったですね。

序盤のいきなりの展開ではワクワクさせてくれました。金があるというだけでここまで人は狂ってしまうのか。強盗団、ヤクザと曲者たちのオンパレードで、なかなかに良い滑り出しだったと思います。とはいえ中盤で突然失速した感が否めないと言いますか、もっとてんこ盛り展開があっても良かったですね。もちろん落ち着いたシーンがあるのは良いんですが、もう少し短くして銃撃シーンを増やしたらさらに面白かったかも。だって「銃撃戦クライムエンターテインメント」と謳ってるんですから。自分の期待も少し大きすぎたのかもしれません。がっかりとまではいかなくても、少しばかり期待を裏切られたような気分はどうしても否定できないので、あんまり期待するのも考えようですね。ここまでちょっとしたダメ出しが続きましたが、序盤と後半は面白かったといえると思います。特に宮沢氷魚演じる矢野と玉城ティナ演じる美流の狂っていく感じが好きです。周りへの執着心、復讐心がとんでもないなと思いました。西島秀俊を筆頭とした他の出演メンバーもなかなか今までにはないようなクセの強い役柄だったんじゃないでしょうか。殺し方がぶっ飛んでるのもこういう映画ならではですね。最後が割と意外性のある終わり方だったのは好評できます。

面白い映画の部類には入ると思うので、これからはもっと激化した、同じようなジャンルの邦画作品が現れるといいですね。

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ニンフィア好き

3.5悪党ばかり

2023年7月18日
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 その都度メンバーは違うようだが、そんなんじゃそりゃあ裏切るよね。下っ端の美流は分前もらえなかったり、殺されそうになるし。それにしても美流と矢崎、ヤクザの洗浄金を奪おうなんてよく考えたな。バレるだろうし、バレたら殺されるの分かってるだろうに命知らず。奪われるヤクザも悪党、奪う側もみんな悪党、刑事もヤクザと手を組む悪党。悪党だらけ。斎藤工演じる萩野がいちばん心無いワルとても似合ってた。
 ラスト、ヤクザ達がゾロゾロきて、銃声が1発だったが、どちらが撃たれた?
 大森監督の映画、結構好きで、今作も好み。弟の大森さんも今回も出ているけど、こういう役ピッタリ!

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アンディぴっと

3.0ヤクザから大金を強奪したところまではおもしろかったが、その後は無意...

2023年6月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ヤクザから大金を強奪したところまではおもしろかったが、その後は無意味な暴力シーンが多過ぎた。
ただ、新たな一面を見せた玉城ティナ、宮沢氷魚の壊れっぷりはよかった。

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省二

4.0「何にも思い通りにならねえな」

2023年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

思い通りにならない生き方を強いられた人たちの物語。
強盗団とヤクザとの戦い。それに絡む悪徳刑事。
よくありそうなシチュエーションですが、なかなかおもしろかった。
強引なストーリーもありましたが、
そこはおもしろくするための展開、と割り切って見てくださいw
音楽がいいですね。ボビー・ウーマックにウイルソン・ピケット。

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tochi06

3.0なんか儚さが印象に残るラストカットでそこは好きだった。 途中のエグ...

2023年6月11日
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なんか儚さが印象に残るラストカットでそこは好きだった。
途中のエグい描写は大森監督らしさだったが、音楽の感じも個人的に人好きだった。

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おれ

2.5作品力低いけど西島秀俊ファンのみ楽しめる

2023年5月31日
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2022年劇場鑑賞66本目 佳作 51点

西島大好き人間待望の作品で、地雷臭凄いけど凄く楽しみにしていました。

結論、めちゃめちゃつまらなかったですねぇ笑笑

本がつまらなすぎたし、むちゃくちゃなのに真剣な感じが寒くてコメディにもなっていなくて何も惹きつけられない作品でした。

個人的には最初の強盗たちが肩に下げているショルダーバッグが全く同じものを持っていたり、西島が拳銃持っているシーンはファン御用達なので、そこはおおぉぉと思ったけどそれ以外は役者が可哀想なくらいの出来でした。

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サスペンス西島

5.0西島秀俊、斎藤工、三浦友和、玉城ティナ、宮川大輔は即席の強盗団。 1億円近いヤクザの金を奪ったが、 当然のようにそれぞれが追われる身となる。

2023年4月26日
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鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

動画配信で映画「グッバイ・クルエル・ワールド」を見た。

劇場公開日:2022年9月9日

2022年製作/127分/R15+/日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ

西島秀俊
斎藤工
宮沢氷魚
玉城ティナ
宮川大輔
大森南朋
三浦友和
奥田瑛二
鶴見辰吾
片岡礼子

西島秀俊、斎藤工、三浦友和、玉城ティナ、宮川大輔は即席の強盗団。

1億円近いヤクザの金を奪ったが、
当然のようにそれぞれが追われる身となる。

ヤクザに雇われている刑事、大森南朋が5人を徐々に追い詰めていく。

ヒリヒリするような描写が続く。

ジャンルで言うならサスペンスアクションだと思う。

終盤で意外な裏切りの場面がある。

西島秀俊
「静かに暮らしたいだけなんだ」
「オレは家に帰りたいだけなんだ」

まったく同感である。
何事もなく平穏に暮らせることが幸せなんだと思う。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

1.0何とか

2023年4月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

寝られる

離脱せずに観終えた。

いつの間にかレンタルリストに入っていたらしく届いた。
どんなんだったかな〜と観始めたが、ひたすらグロくて汚い。
何度もやめようかと思ったが、耐え抜いた。
どこかで聞いたことのある新作を考えなしにリストに入れるのは良くないなぁ。
結局時間の無駄だし、苦痛ですらある。
そんな作品だった。

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みみず

3.0大森監督流のフィルム・ノワールとして

2023年3月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

人的な信頼関係ではなく、その時々の利害関係によって(かろうじて)繋がっているだけで、それ故に、事務所のドアを鋼鉄製のものに変えたり、監視カメラで周囲を窺ったり、万一(?)の抗争に備えて常に事務所に若手(兵隊)を侍らせておかなければならないという特異な世界のことですから、その中に恒久的な「居場所がない」のは、当たり前といえば当たり前なのでしょう。
そんな「cruel(残酷な、過酷な)world 」ならぬ「狂える世界」の中でも、少しでも浮上しようとして、もがき苦しむ姿を見るのは、切ないといえば、切ないものです。

億単位のお金にはとんと縁がなく、月々のクレカの支払を決済できて安堵する小市民の評論子には無縁の世界ですが、もともと映画は(タキシード・夜会服の正装で)紳士淑女が観ていた時代から異世界を描いて来ましたから、これはこれで、大森監督流のフイルム・ノワールとして、良い作品なのかも知れません。
少なくとも「カネを返せ」「時間を返せ」という一本ではなかったと思います。評論子は。

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talkie

3.0和洋折衷の落とし穴

2023年3月24日
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セリフと芝居、展開と音楽、設定と美術
意図した不協和音とは違うちょっとした違和感が蓄積されて、何を食べているのかわからなくなる料理のよう。

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後光で高跳び