その消失、
劇場公開日:2022年2月25日
解説
石井克人監督に師事し、自身も映画やCMの演出、企画、脚本などを手がける狩野比呂の長編映画初監督作品となるサスペンススリラー。刑事の松井は3名の女性が被害を受けた連続ストーカー事件を捜査していたが、被害女性たちの身辺には謎の男や、事件と何らかの関わりがあると思われる女も姿を現す。真相を追う中、松井の周囲では不可解な出来事が起こる。女性たちは次々と不審死を遂げ、松井はたびたび記憶障害に襲われる。事件と松井が過去に負った深い心の傷が線で結ばれた時、さらなる悲劇が待ち受けていた。「罪の声」「青葉家のテーブル」などにも出演した札内幸太が松井役を演じるほか、「10万分の1」「未成年だけどコドモじゃない」の平祐奈、「佐々木、イン、マイマイン」「くれなずめ」の藤原季節、「君が落とした青空」「胸が鳴るのは君のせい」の板垣瑞生らが顔をそろえる。
2018年製作/105分/日本
配給:AMGエンタテインメント
スタッフ・キャスト
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別の方もレビューに書かれてるが、まさに表題の通り。
内容に関係ない変にアーティスティックな演出に、内容はわりとB級な感じ、世にも奇妙なでやってそうな感じ。
二転三転とはいわなくても、中身がもっと欲しいところ。
前半は謎な展開でさして惹かれはしないが一応観てみるかとは思えるものの、中盤あたりに速攻でその謎が解明されるのでもう見る価値がなくなるというか。あとは冗長。
さしてみる必要性はないでしょう。
2022年4月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
たまたま時間が合って、最終日という事もあり鑑賞。始まってすぐにイヤな予感。スクリーンがデカくなく、席も後方で字が読めない。展開は予想通りと思いながら、後半ゾクッとさせられる。そこにつながるのかぁ、と思いながら見終わって、まずもう一度見直したいと思った。現時点で見れる映画館無さそうなのが残念無念。好き嫌い分かれるかもしれないけど、私は好みの作品でした。
2022年3月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
私はかなり好きです。面白かった。テーマはまさに「消失」。過去のある呪縛に囚われ時折記憶が混濁する刑事の松井。ストーカー事件を捜査する中で3人の被害女性に関わってゆくクライムサスペンス。
正直中盤まではよく分からなくてあんまりかな~って思ってたんですけど、後半でぐんと盛り返します。断片的だった記憶の欠片が繋がって哀しきゴールへと突き進んでゆく。ミスリードの要素もあり本当によくできてました。
残念だったのが松井の精神世界ともいうべき部屋に物語のキーとなる女性達がドレスアップして登場するんですけど、私はこの演出はいまいちだったかな。ただ、泉里香は安定の美しさでした。
壊れる寸前の自分自身をギリギリのところで保とうとする難しい役だったと思いますけど、札内幸太さんお見事でした。ラストの解放はまさに最大の「消失」でしたね。そして岡山天音よ。あの一言をここで言わせるか。やられました。
2022年3月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
何かが足りなくて、余計なことが多すぎる気がした鑑賞直後。なかなか興味深い物語だし、僕の好物である「闇」多めでかなりwelcome。
序盤からおもしろくなりそうでした。ノワールっぽいノリ、不条理なノリ、韓国映画っぽいソリッド感ありありで、おー、こんな邦画待ってたよぉぉ〜って盛り上がったんですが、中盤以降の説明パートがやれやれでした。
あと、好みなんでしょうが、イメージショット?示唆シーン?が多すぎで効果が薄れる冗長感。カット割細かすぎで疲れてしまう中年の私(笑)後半は答え合わせ説明コーナーが続くのでさらに疲れてしまいまして、その満腹感たるや、わんこそばの終わりたいけど終われないラストの感覚に似てます(笑)
僕は心情を全部かたらせる作品が好きになれないんです。観客に考えさせて欲しいんです。考えさせてくれない作りだから説明パートで冷めていくし。ダラダラ感否めなくなっちゃいます。
かなりおしい。
面白いのに、いや、もっと面白くなったはす!ただ、嫌いじゃない作品です。魅力感じましたよ。