マザー/アンドロイドのレビュー・感想・評価
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クロエ・グレース・モレッツちゃんかわいい
クロエ・グレース・モレッツちゃんが出てたので鑑賞。
何度か途中で寝てしまい見終わるのに3日かかりました。
謎スーツで隠れられる!→は?なんやねんそれ???意味わからん(笑)と思っていたら罠だったとこはよかったです。
明らかに体格差があるのに予想以上にボコられる軍隊の人や何故か安全な韓国、小綺麗で食べ物にも困らない人々などみんな書いてるようなことが気にしてたら仕方ないなというレベルで続々出てくるので気にしないことにしました。
うーん、つまんないね!
低予算なSF
クロエ・グレース・モレッツをつかってなにしてんの──とShadow in the Cloud(2020)をみたとき思ったが、これでも思った。
超低予算でつくられた終末世界。
そこでは文明の停滞とアンドロイドの暴走がおきている。
人間はEMPでアンドロイドたちを抑止している。
素人なEMPの解釈としては上空で核爆発をおこすと地上の電気がすべて止まる。──だが、ロジカルな考察は、本作には不要。
ジョージア(モレッツ)は映画のはじまりからすでに産まれそうなお腹をしている。ゆえに見てる側としては、産むのか逃げんのか、どっちかにしてほしかった。
案の定、中途半端に逃げて、アンドロイドの罠にはまる。
すったもんだの末、赤ん坊は無事生まれるが、良人は再起不能。
安全な地域へ渡航する挺には赤ん坊だけしか乗せられない。とくる。
で、赤ん坊との別れが、日本映画かよ──ってほどの、長く大仰な愁嘆場になる。
完全に白けているわたしたちにモレッツのすごい熱演がせまる。俳優ってのはほんとにたいへんな商売だ。お疲れ様でした。
米国ではHuluが権利を買い、日本ではNetflixが独占配信とのこと──だが、配給権以前に、Miramax映画にもかかわらず、なんか縛りでもあったんかい──と疑いたくなるほど、しみったれた低予算映画になっていた。
とはいえ日本映画のような気取った要素はないから、とりわけ腹が立ったわけじゃないが、ひたすら削った絵づくりと熱演がアンバランスな映画だった。
よって近未来SFとはいえ絵面としては「近未来=廃工場」という日本映画的紋切り定義と大差ない。
が、映画はひとつだけ明解に新しいといえるエレメントを持っている。
それは白黒のカップルであること。
80/90/00年代の映画/ドラマにはいなかった。10年代にちらほら出てきても絡みはなかった。デンゼルもウィルもエディもウェズリーもずっと白人女優とのキスorからみシーンを敬遠してきた。が、20年代に入ると映画/ドラマで案外ふつうに白黒がつがえるようになった。
Sydney SweeneyのThe Voyeurs(2021)もちょうどこんなかんじのカップルだった。黒側は、寛容な優男しかならないので多様とはいえないが多様性の大きな一歩だと思う。
描ききれなかった世界観
アンドロイドによって反乱が起き滅亡しかけている世界。という導入はまぁよかったのだが、中身はゾンビ映画と変わりなく、なんとなく生き延びた男女がゾンビみたいなアンドロイドから逃げ惑いながら目的地を目指すといったもの。ヒロインが妊娠しているというのはいい感じの行動制約になっており緊張感を産んでいるのだが、なにせこのヒロインが強すぎる。片手でヘッドショットを確実に決める上に、走っているバイクからも命中させるものだからシモ・ヘイヘもびっくりである。
世界観や設定は悪くないが、全体的にお粗末で活かしきれていない印象。
とにかく暗い
キックアスでお馴染みのクロエ・グレース・モレッツ主演で期待して見ましたが、とにかく暗い苦しい辛いだけの映画という印象しか残っておらず面白くは無いですね。
AIと人間が争うというターミネーターみたいな設定もよくあるし展開もありきたり過ぎ、低予算感が相乗効果でB級映画っぽくてネトフリオリジナル映画もっとがんばれよと思ってしまいました。
アンドロイドの恐怖感は強い
アンドロイドの反乱から何とか逃げ延びたジョージアとサムは安全な場所を求めボストンへと向かうが…。
海外hulu制作だが日本ではNetflix独占配信の作品。理由が明かされないまま狡猾な計を仕掛けて人間を殺害するアンドロイドの恐怖感が見どころの作品でした。
チープな内容だけれどもラストだけは好み
クロエ・モレッツが主演だから鑑賞したけど、まあ退屈。アンドロイドが反乱を起こす原因が最後まで明かされることはないし、森に逃れてからの展開が眠気を誘う。
『アニマトリック』では、ロボットたちが差別され、種族としてのアイデンティティを持つ過程が丁寧に描かれていた。この作品では、それが欠けているんだよね。僕の想像だけど、人類に絶望したAIプログラマーが、人類殲滅プログラムをアンドロイドに組み込んだと思う。
ラストは、リアリズムを地でいっていたからそこだけは好みだった。それにしてもヤツが検査をすり抜けたのはどうして。
AI反乱の恐怖から逃れる旅
いつの日かAIが人類に対して反乱を起こすのでは、という懸念はなぜだか現実味があるような気がしてしまう。この理屈を超えた恐怖を上手く利用したドラマ。
しかしアンドロイド云々は単なる舞台設定であって、ゾンビでも宇宙人でも何でもよかったのかも?アンドロイドが人類に反乱した理由とか、対決の顛末は殆ど語られないので、すっきりしない。
出産を控えたカップル2人の関係と厳しい旅が主題。港での決断は何とも苦々しく、SFスリラーを期待した観客にこんなもの見せるのは反則だと言いたくなる。
子供を持つ人なら胸に迫るものがあるが、それを除くと、あれ?結局何を描きたかった?という、もやっとした中途半端感は否めない。色んな人が脚本に口を出していじり過ぎたような感じ。
主役の女の子はよく見かけますね。
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