ザ・ロストシティのレビュー・感想・評価
全174件中、1~20件目を表示
ブラッド・ピット100点。
監督も引き合いに出しているように、『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』を彷彿とさせる、ロマンチックアドベンチャーコメディで、現代のハリウッドでサンドラ・ブロックとチャニング・テイタムというキャスティングもハマっている。マチズモ優先だった過去のハリウッドへの反省もちゃんと踏まえられて……いるのだが、ハネて当然の内容なのに、なんでかあまりハネない。わりとお決まりのパターンに行儀よく収まってしまっていて、思いのほかワクワクしないのだ。
しかし本作には不満など吹き飛ばしてくれるキャラクターがいる。ブラッド・ピット演じるジャック・トレーナーだ。マンガじみた世界観の中で、誰よりもマンガっぽい万能イケメンというキャラクターを、現在58歳なのに完璧に演じ切るブラピ。いい意味でほんとうにくだらないし、ブラピが出ているシーンはどれもいきいきしている。困ったことにブラピの出番はそんなに多くない。でも100点のブラピを見ていると、ゆるい作りもまあいいかという気になってくる。それくらいブラピはブラピとして輝いている。
ロマコメ・アドベンチャーのめでたい復活
ロマンス・アドベンチャー作家が自作の表紙を飾るマッチョでセクシーな男性モデルと共に最新作のプロモーションツアーに出かけるが、途中で秘宝の在処探しを強要する謎の富豪が現れ、彼女を大西洋の孤島に拉致。プロモツアーは一転、本物のアドベンチャーへとシフトする。
これ、映画ファンなら誰しも、ロバート・ゼメキス監督、キャスリーン・ターナー、マイケル・ダグラス共演の『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』(84)を想像するに違いない。確かに、ロマンス小説家のヒロインが旅先の南米でめちゃめちゃスリルを味わい、そこに恋が絡んで、というスクリューボール的要素はあれに近い。今回サンドラ・ブロックが演じるヒロインはターナーよりコメディエンヌ色が強く、チャニング・テイタムのマッチョモデルは見掛け倒しという捻りが加えられてはいるが。そして、勿論、ブラッド・ピットという豪華なオマケも。
何よりも。今どき大予算(6800万ドル)を投じたロマンチック・コメディ&アドベンチャーが製作されたことに、大きな喜びを感じる。重要な要素の一つであるロマコメは、今のハリウッドでは絶滅危惧種に近いからだ。全ては、ヒットメーカーのサンドラ・ブロックが製作も兼任しているせい。『ロマンシング~』がマイケル・ダグラス製作だったのとは、時代も事情もだいぶ異なるのだ。
80年代テイストと現代の潮流を巧みにブレンド
最初にかかる曲に思わずニヤついたり、ヒット映画『ロマンシング・ストーン』的な冒険ロマンスがあったりと、本作はどこか懐かしさがいっぱい。しかし見た目はラメ入りジャンプスーツのように目を引いても、細かな設定は現代の潮流にうまくチューニングしてある。ジェンダーやルックスによってキャラクターが縛られることなく、有名俳優の飛び入り参加や途中退場なんかも自由自在。それでいて、ヒロインの内面を「冒険アイランド」に投影させながら、表層からゆっくり核心へと探求していく周到さが効いている。序盤の男女が揃って繭の中にいるように横たわる描写を形を変えて繰り返しつつ、『アフリカの女王』を彷彿とさせる定番の”ヒル”のくだりを加える趣向もうまい。そして何より「こんなはずでは・・」と現状に嘆く人たちが、がむしゃらに見失ったものを再発見しようとする姿が、悪役のラドクリフを含めて、痛々しくも微笑ましく思えてならないのである。
贅沢なコメディ
サンドラブロック扮する作家ロレッタセージは出版社から小説の完成を急かされていたのでしっくり来ないまま終わらせロストシティD出版完成イベントに出た。しかし何処かに連れ去られてしまった。
ブラッドピットも出演してたのにあっと言う間に死んじゃったね。ダニエルラドクリフも久しぶりに 観たな。贅沢なコメディだったね。
痛快大味ケチャップ映画
非常に大味で深みはなく、でも昔はこういう気楽に見られてそれなりにお金のかかっている映画ってハリウッドは作ってくれてたけどなかなか最近ないよね。
だからありがたいです。
こういうの好きでしょ?好きです。
みんなそう思うと思いますが、ブラッド・ピットの使い方マジで最高でした。
素材はいいのに残念な仕上がり
キャスト陣が豪華なだけに、ストーリーが浅過ぎて勿体無い…
ワクワク感はほぼ皆無。
ロマンチック要素も中途半端。
ブラピのシーンだけが浮いてる感。
間違っても、2回目の視聴はないな〜
めちゃくちゃな理由で
始まる冒険だが、
80年代を彷彿とさせるベタなコメディと活劇感は
心地よくもある。
ブラピをアクセント出汁に使って、
早々に退場させるなどの使い方は上手いなぁと感心。
出演時のサンドラ・ブロック何歳だ?50過ぎだよな?
ひとまわり以上下の相手とロマンス撮るなんて
すごいねぇ…まあ若いけどさ。
愛すべきB級感!
出演者が豪華なのに題名やジャケット写真がチープ感満載で鑑賞前にちょっとドキドキしてしまう。笑
そして見始めて「あーやっぱり!!」笑
サンドラブロック、美人なんだけどずっと不貞腐れてるせいかオバちゃんにしか見えないし、ブラピはあっけなく出番が終わり、ダニエルラドクリフはもっさいだけの男。
CGもチープ、ストーリー展開も全然ワクワクしない…
なのになぜか観てしまう。笑
最近の映画は映像やストーリー展開が凝り過ぎてて、
ちょっとよそ見しちゃったらすぐ分かんなくなるし、
でもしっかり観てたら疲れちゃう…
なので、たまにはこんな感じの気の抜けた映画を観るのもいいなと思った。
こんな豪華な俳優陣が出演してるB級映画を観れるって、
実は贅沢なのかも…⁈笑
サンドラ・ブロックの冒険が観たかったから満足。冒険中にオシッコのこ...
サンドラ・ブロックの冒険が観たかったから満足。冒険中にオシッコのことに言及しているシーンが好き。後半の赤い衣装姿でのサルサダンスも素敵だった。
ドジなダッシュ役はチャニング・テイタム、裸シーンは面白かった。
カッコいいジャック役はブラッド・ピット、存在感が凄い。
ダニエル・ラドクリフも出演してて豪華キャストで良かった。
古代遺跡は興味深い。
吹替版も視聴したが、オリジナル音源で字幕のほうが会話が面白かった。
「ふーん…」な感想しか残らなかった
サンドラ・ブロック、チャニング・テイタム、ブラピという豪華キャスト、ただそれだけでした
ひたすらダラダラ続く感じというか、この脚本私でも書けるよねって思えるくらいわかりやすすぎる展開でした
ダニエル・ラドクリフの小物感、ワイルドなブラピ、おバカさんだけどキュートなチャニング・テイタム、良かったのはこれだけです
人間のミイラ
インディジョーンズの男女逆転した感じで劣化版。サンドラブロックがやりたいようにやったのか。予定調和の宝物探しアドベンチャーなのだが何故小説家しか謎が解けないのか意味不明で、色々とみんな間が抜けてしまりがなくハラハラしない。ブラットピットが良く+1⭐️
演者が楽しそう
観てて感じたのは役者さん、みんなが楽しそうに演じてらっしゃるなあ、と。特にサンドラ・ブロックが演じる引きこもりの小説家がいつのまにか活動的な冒険家になっていったところの変化だったり、ダニエル・ラドクリフはコミカルでシュールな役がハマってきたなあ(スイス・アーミー・マンを思い出したり)、チャニング・テイタムの馬鹿っぽい(ってか、そのもの?)ところだったり、ブラッド・ピットはクールでカッコいいんだけど、無駄づ・・・・(以下、ネタバレ自粛)とそれを観ているだけで楽しい気分になりました。さすが役者が揃うとそれだけでも作品になっちゃうのはすごいです。ストーリーは在り来りっちゃ在り来り・・・。
この映画、よくある謎解き(みたいな)冒険ものとしてそれぞれの小ネタにクスクスと反応しながら楽しめばいいのです。
サンドラが言うように 爆イケのブラピが見られただけで ★5をつけざ...
サンドラが言うように
爆イケのブラピが見られただけで
★5をつけざるを得ないし、
テイタムのお馬鹿キャラが
なんとも憎めなくて愛らしい。
ロマコメはまだまだ
サンドラに任せておけば間違いないな。
ロマコメ×アドベンチャーは
思春期に誰もが一度は憧れたのでは?
それを大人たちが楽しんで
なかなかの大金を使って演じてくれているのは
個人的にめちゃくちゃ嬉しい。
好きなタイプの作品。
サラッと楽しめる映画ね
ブラピ目当てで観た映画。
ラドクリフの富豪もなんか面白かったし、ブラピじゃなくてもいいような気もする、でもブラピだから面白い気もする。
アランを嫌っていたロレッタも、最後は😻危険や恐怖を共にすると相手を好きになるって言うけど、危険を顧みず助けに来てくれて、2人で危機を乗り越えれば、まあ、そうなりますね!
楽にサラッと楽しめた映画!
全174件中、1~20件目を表示