階段の先には踊り場がある
劇場公開日:2022年3月19日
解説
大学生の初々しい恋愛と、ままならない人間関係の難しさ、夢に向かう希望と挫折をユーモア交えて描いた恋愛ドラマ。芸大の舞踊科に通い、ダンサーを目指すゆっこは、同じ大学の演劇科に通う元カレの先輩と別れた後も互いを「いいパートナー」と認め合い、同棲を続けている。そんな彼女は最近、夢をかけた留学のことや、先輩と急接近する友人・多部ちゃんの存在が気になっている。一方、平穏な毎日を送る社会人の滝は長年交際している港から結婚を意識させられていた。将来が見えずに、結婚に踏み出せずにいた滝は、大学生の時に味わったある挫折を今も引きずっていた。主人公・ゆっこ役を「別に、友達とかじゃない」の植田雅、先輩役を「うみべの女の子」の平井亜門、多部役を「猫は逃げた」の手島実優、滝役を「佐々木、イン、マイマイン」の細川岳、港役を2019年ミスiDファイナリストの朝木ちひろがそれぞれ演じる。監督・脚本は「恋愛依存症の女」の木村聡志。
2022年製作/132分/G/日本
配給:レプロエンタテインメント
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2022年6月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
細川岳さん出演ということで鑑賞です。なかなかの佳作でした。僕は好きですね。
内容や物語の舞台を考えると、題名は少々ダジャレっぽくもありますが、まぁいろんな意味が含まれているってことで良いのかな?
だからってわけではありませんが、よく練られているお話ではないでしょうかね?ちょっとまとめすぎな感じはしますけどね。なんか、綺麗にはまっていくパズルのような展開が若干違和感・・・答えが出ない感じも欲しかったかなぁ、そんな・・・割り切れないことの方が多いと思うんですよね、、、人生って。
人生の岐路に立つ。立ってる場所はさながら踊り場なんでしょうな。でもってステップ踏めずに地団駄ばかり。まさに停滞状態。経済の世界では足踏みしているような状態を踊り場って言いますが、ネガティブなことばかりなのかなぁ?と思ってそもそもの語源をググってみました。
踊り場の語源・・・<〜鹿鳴館のような上流階級の貴婦人方の社交場が作られていました。 階段の途中で切り返すドレス姿の貴婦人方を見た人々が、まるでダンスを踊っているようだと思ったことから、その場所を踊り場と呼ぶようになったと言います。>・・・だって!
あれま?なんとまぁ素敵な語源(本当ならね)。ってことはですよ、停滞状態に見えていても、足掻いてりゃ見える明日もあるってもんですし、踊り場でもダンスはできるってことですよね。人生、止まっちゃぁダメなんだろうなぁ。階段(人生)にはたくさんの踊り場があるはずです。ハッピーエンドとバッドエンドが何度も繰り返しで。そこで自身を見つめてちょっとでも前に転がることを諦めなければ、きっと・・・。 クライマックスの細川さん演じる主人公の心意気が気持ちいいですよ。
お話としては好きですが、妙にリアリティを求めるような長い長い会話劇的な展開が多くて、ちょっとダレちゃったかなぁ。そこまでは不要なんじゃぁないかなぁ?あと、時間軸のいじりかた、もうちょっと遊べたかな?って。でもでも面白い物語でした。
会話劇で進行していって、途中から??という演出になり、最後の方はなるほどーとなる展開。
独特な演出で思っていたより良かった印象。
ただ、長いかもなー。。もう少しすっきりしたら、胸張って口コミ出来るかもとは正直思った。
2022年3月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
2022年2月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会
2022年2月21日
映画 #階段の先には踊り場がある
(2022年)鑑賞
大学の演劇・舞踊科で夢を追い、日々に悩む男女五人の会話群像劇
今話題の #濱口竜介 監督作品が好きな人はハマると思います。こちらも独特の台詞回しと世界観です。
@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました