スノー・モンスターのレビュー・感想・評価

舞台は雪の山岳地帯、未知の生物を調査する探検隊がスノーモンスターに襲われて崖から車もろとも転落、連絡が途絶えた探検隊を救助に捜索隊が向かうのだが、そこへ行く道が山中の遺跡の地下トンネル、ちょっとチープなインディジョーンズ風でもある。
探検隊は磁場の乱れが未知の生物を作る言っていたが下手なSF設定、雪の中を襲ってくる巨大鮫が出てきた時点で中華版アサイラムと確信、タイトルのスノーモンスターは割と可愛い顔立ち、それは悪い怪獣ではなく地元先住民に崇められる守護神のような存在でキングコングを忍ばせる設定。むしろ悪役はコングを捕えようとする遺伝子研究者、なんと劇中で俺は中国人ではない中東の手先だと言っている、悪人が中国人だと国から怒られるのかしら。
まあ、結末はご想像通り、エンドロールで研究所のモニターに大蛇のようなショット、続編なのでしょう。