劇場公開日 2022年2月4日

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「「チャーリーズ・エンジェル」のような女性によるスパイアクション映画。世界各国の凄腕エージェントのドリームチームが見どころ!」355 細野真宏さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「チャーリーズ・エンジェル」のような女性によるスパイアクション映画。世界各国の凄腕エージェントのドリームチームが見どころ!

2022年2月4日
PCから投稿

本作は、タイトルの「355」の時点で分かりにくい雰囲気ですが、これはアメリカの独立戦争時代に、ジョージ・ワシントン大統領の下で実在したとされる女性スパイのコードネームに由来しています。
本作では、アメリカ、ドイツ、イギリス、コロンビア、中国のライバル同士のメンバーが第3次世界大戦級の危機を阻止するために手を組んだチームのコードネーム「355(スリー・ファイブ・ファイブ)」として使われています。
本作の見どころは、何といってもジェシカ・チャステイン×ペネロペ・クルス×ダイアン・クルーガー×ルピタ・ニョンゴ×ファン・ビンビンといった「主役級豪華キャストの集結」でしょう。
製作者でもあるジェシカ・チャステインが、平等に5人のギャラを同額にしたりと、なかなか画期的な試みの作品です。
これだけのメンバーが集結すると、それだけで見る際のハードルが上がってしまうのですが、そこは敢えてハードルを上げずに見るのが重要です。
世界各国を飛び回り、アクションシーンも良いですし、十分に及第点である作品と言えるでしょう。
いきなり5人が集まるのではなく、必然性に応じて会うべくして出会っていく展開も良かったです。

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細野真宏