劇場公開日 2015年3月14日

  • 予告編を見る

恐怖分子のレビュー・感想・評価

全9件を表示

5.0風と自然光が印象的な映画

2022年2月1日
PCから投稿

映像の中の静的な構図も,動的な動きも光のとらえ方もとても良い.とても重たいシナリオだけれど,終始見せられる風邪の吹き抜ける描写によってとても軽やかに描かれているのもいい.

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ケ

2.0好みでない。綺麗。

2020年8月22日
iPhoneアプリから投稿

好みでない。綺麗。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
卵

4.0恐怖女子

2018年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

主人公はサラリーマン、妻は小説家を目指しているが、ペンが進まず浮気したり。
一方、母親に軟禁中の不良娘がいたずらで偶然浮気妻に電話する。
主人公は昇進の話があったのだが・・・。
自分で自分を追い詰めていく様がとても怖い。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン

5.0空気の厚みを映した映画

2018年5月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

夏の夕方に見終わって、耳の奥に映画の中の街の喧騒が残り続けた
この映画は夏の昼下がりに、少し寂れた歓楽街の駅前で見るべきだ。映画を見終わったらそのまま街の音を聴き続けて余韻に浸れる
台湾の日本とよく似ていて何処か決定的に違う街並みは正しく異国で、一定数に心を掴まれる人がいるだろう。私はそれで、即DVDを購入した

コメントする (0件)
共感した! 0件)
キネマガール

4.0偶然で繋がる群像劇

2017年5月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

萌える

スランプに陥る小説家の女性とその旦那にスチールカメラの青年や不良少女とインパクトのある刑事(風貌が笑える)など主要人物たちの関わりが無いようで無意識的に繋がっていく不思議な群像劇!?

まず首都台北の街並みが日本のようにも思えるがアジア臭くは無い台湾独特な雰囲気が良い。

不良少女役の女優が場面ごとに顔が違って見え独特でミステリアスな雰囲気が魅力的だった。

静かに進む物語の時間の流れに落ち着いた演出描写と興味の持続力が保たれ続ける謎めいた人物の描き方に淡々と見せる男女の関係性。

役者の顔、特に女性を魅力的に魅惑的に描くE・ヤンが素晴らしい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
万年 東一

5.0オールタイムベスト級

2016年2月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

知的

素晴らしい。
計算された、フレーミイング。
演出。人間と社会の関係が実に見事に描かれる。決して重くなく、ファンタジックでもある作品。何度でも見たい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
弥太郎

3.5的確なショット

2015年8月1日
PCから投稿

的確なショット

コメントする (0件)
共感した! 0件)
gato

5.0台北

2015年4月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

萌える

相変わらず台北は世界で最も映える街だと確認する。パリやニューヨーク、リスボン、レマン湖畔あるいはストラスブールよりもずっと。何気なく背景に映り込む緑は、やはり亜熱帯のそれで、濃い。パトカーが行き交い、ガスタンクがそびえ、窓ガラス掃除屋が吊られて掃除して、妻が不倫相手と手を繋いであるいて、ボーイッシュな少女が美人局援交の客を待って、銃声が響き、少年はNikonのカメラでシャッターを切り、屍体が横たわる街。雨に濡れた少女が一晩明かしたバスの運転席から見える街。短いながらディスコのシーンが凄く良い。実は台湾映画が一番ディスコ/クラブを的確に撮ってる気が、ミレニアムマンボしかり、恐怖分子しかり。銭湯にぶちまけられた脳髄、女を襲う吐き気。そう都市はいつだって気持ち悪い。ソリッドで、シャープで、タイトで、フレッシュ。恐怖分子はテロリストより全然怖い。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ssspkk

2.0記憶というものついて

2015年3月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

 観たことがありそうで、でもほとんど記憶が残っていない。しかし壁一面の女の子の写真が風に煽られるシーンは強く印象に残っている。
 ということで、デジタルリマスターを上映してくれるというので観に行った。
 大きな球体のガスタンク。刑事の友達と最後の酒を酌み交わす時のつまみは何なのか知りたい欲求。話の本筋とは関係ないものばかりが記憶の底から蘇る。
 反面、少女が男友達と美人局をすることや、小説が文学賞を貰った女が医師の夫を見限ることは、その場面がやって来ても思い出せない。
 人間の記憶とはかくも物語を必要とするものなのか。それとも人間の記憶とはそもそも物語としての意味しか形を持たないものなのだろうか。
 ストーリーを覚えていない映画は、もはや見た事実すら忘れているという、自分の記憶というものについて考えさせられた。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
佐分 利信