劇場公開日 2021年12月3日

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「やっぱり最高じゃん‼」ベロゴリア戦記 第2章:劣等勇者と暗黒の魔術師 MARさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5やっぱり最高じゃん‼

2021年12月6日
PCから投稿

楽しい

興奮

ヴァルヴァラとの闘い後、平和が戻ったベロゴリアにて、戦士達の大運動会の最中、魔法の剣を奪うべく、再びヴァルヴァラ、そして新たな脅威がベロゴリアを襲い…と言った物語。

2週連続公開のディズニーロシアファンタジー作品の第2弾。なかなか面白かった前作を超えてくれるか、期待を胸に鑑賞。

序盤は、三角関係拗らせの運動会場面。前作キャラが良い味出しながら演出しているのが朗らかで印象的♪そしてバトル。パワフルだったりアクロバティックだったりそれぞれのキャラに合ったアクションが見ごたえアリ。

中盤は、空飛ぶクジラや死の国だとかの、これまた王道ファンタジーを行く展開。
危うくなっていく恋仲や、顔面雪山とのやり取りが面白い。ビーフベリーはチートアイテム。成程、ドーピングは何て言ったってお国がr…いや、何でもないです。

終盤は、お待ちかねの大決闘。う~ん、ここも総力戦とはゾクゾクさせてくれるじゃあないか‼こういうのにホント弱いんですよねwボリュームはそこそこあるけど、物足りなく感じるくらいもっと見たいと思った。

そして前作同様、匂わせも残し…。

全体を通して、前作同様直球のファンタジー映画にコメディ要素を織り交ぜながら、イワンの成長を見せてくれる。そしてヴァシリーサちゃんは先週に続き、今週も可愛い‼口紅に目を輝かせる所なんかもう‼…しかしその後の行動は(笑)さらに、敵ながらヴァルヴァラはまた美しいですね。フクロウから戻る場面は毎回ハッとさせられる程‼

結論から言って、前作をさらに超えてきた満足作品♪ホント、今後もシリーズ化してほしいくらいファンになりました。

映画って、兎に角キャラクターが命だと思っているのですが、本シリーズはとにかくイワンがお気に入り。力はなくとも、恋敵を前に競技会にも逃げずに出場したり、クイズ場面(⁉)ではお得意の業で相手を手玉に取ったり、闘えないなりに活躍しようと頑張るんですよね。

バナナボートみたいだ‼なんてはしゃぐ無邪気さを見せたかと思えば、健気に手で舟を漕ぎ近づこうとするギャップなんかには思わず目頭にきましたよ。

そして脇キャラも抜群の存在感。男梅みたいなパンボールも最高☆
個人的には乙女巨人やドラゴンの活躍をもうちょっと見たかった。

兎に角、素晴らしいキャラの面々に加え、美しい映像と観易いストーリーでとても面白かった。
第三弾は今月、本国ロシアで公開とのことだが、早く日本でも観たいですね♪どうにか公開されますように‼

MAR