劇場公開日 2021年10月1日

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「コンセプトがブレている?」クリスマス・ウォーズ よしさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0コンセプトがブレている?

2022年8月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

逆恨みされ、暗殺者を仕向けられたサンタクロースの闘いを描く物語。

その奇抜な設定に、楽しいコミカルな映画を期待しての鑑賞でしたが、思いの他シリアスな映画で驚きました。
勿論、それは良い意味ではなく、悪い意味の驚き。

実在し経営難に苦しむサンタクロース、ペンタゴンの仕事の請負、工場で働くホビット、そしてラスボスが子供で・・・しかもくだらない動機。これだけコメディ要素が詰まった設定なのに、シリアスな展開をされては戸惑いしか残りません。
それとも、この内容で「コメディ」にしたつもりなのでしょうか?

この映画を観ていて、「ビバリーヒルズコップ」を思い出しました。コメディアクションとして企画されたこの映画、当初はシルベスター・スタローンにオファーをしたこともあり、シリアスなものに書き換えられたそうです。スタローン主役自体が予算都合で頓挫したこともあり、コメディが復活。主役はエディ・マーフィーになり大ヒットしました。
この映画も、コメディ企画だったものを何者かがシリアスに書き換えた為に、とても中途半端なものになってしまったように想像してしまいました。

私的評価は、当然厳しめです。

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よし