ビーボのレビュー・感想・評価

息抜きにでも、と思ってみたらこれがなかなか。
「ベストフレンド」がつながれば、大きな輪になる。
そこにミッションが加わって大冒険。

ミュージカル風だけど、ノリノリ曲も多くて。
笑ってほろっと。

　子どもの保育園がコロナの濃厚接触で休みになって、時間を持て余していた時にお勧めにあったので、「女の子が音楽を演奏する映画だよ」と誘って見た。

　ところが、女の子がなかなか登場せず、演奏もあまりしない。しかも太った女の子で、娘の肥満も気になっていたところなので、まずい影響があるのではないかと懸念された。

　しかし物語が進むと娘も集中して見て、最終的にとても楽しかったようだ。しかし女の子がとても活発で家出をしたり、個性的な身なりをしたり個性が強いタイプで、そうじゃない方が親としてはありがたい。

　吹き替えで見たので、グロリア・エステファンも聴いてみたい。

ディズニー感溢れるミュージカルアニメーション映画。ポップな色使いが楽しいアドベンチャー作品で、何も考えずポジティブな気持ちになれる！

もう1曲だけ。一度の公演、一曲を届けに行く。最高の二人組！マルタのために --- マルタって誰？昔のパートナーにあのとき伝えられなかった秘めた想いをこの曲に込めて。音楽の中でいき続ける人生のアンコール！愛は心の中で生き続ける。みんなしつこい、執念深い。はるばる遠くまでずっと追いかけてくるのすごい。けどそんな風に(？)想いは伝えられる内に伝えないと。古い友人との思い出を新しい友人が運んできてくれる。ステキな異国情緒も。時が経っても愛は変わることはないから心の中で奏で続ける、色褪せない想いを。
捻りやサプライズ的なものはほとんどないけど、その分手堅くチャーミングなテンポいい冒険が展開される。なによりタイトルロール演じるリン=マニュエル・ミランダの魅力的な声による演技と歌が、ポップでカラフルな絵をさらに高める！Disney+日本上陸(内実はディズニーデラックスのままディズニーマイナス)して1年経っても日本語字幕の付かない『ハミルトン』以降、『イン・ザ・ハイツ』に本作と活躍目立つ。

朝活映画！
P.S. ビーボってタイトルから見る前、「またロボットものか」と思っていたのはナイショ。