夢判断、そして恐怖体験へ
劇場公開日:2021年8月27日
解説
宗教家・大川隆法の企画による長編映画で、心理カウンセラーとアシスタントの女子大生が、人々の見る不思議な夢や心霊現象から、隠された真相を解き明かしていく姿を描く。女子大生の上野葵は、大学で心理カウンセラー・神山圭治の特別講演「夢とは何か」を聴講する。神山は「日本刀で人を刺した夢」を見たという学生・山内楓の夢の謎を解くため、心霊現象を霊能力によって分析する「リーディング」を行う。神山は、侍として討ち入りを果たした楓の前世を見るが、同時に葵にもその侍の姿が見えてしまう。これまでにもたびたび金縛りなどに悩んでいた葵は、その心霊現象の真相を探りたいと、神山のアシスタントになることを申し出る。神山のもとで、さまざまな恐怖体験や不思議な現象に見舞われた相談者のカウンセリングに立ち会っていく葵。それらは、いずれも自分が死んだことがわからずに地上で迷い続ける霊たちの、恐ろしくも切ない異世界からのシグナルだった。
2021年製作/85分/G/日本
配給:日活
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る

- ×

※無料トライアル登録で、映画チケットを1枚発行できる1,500ポイントをプレゼント。
2021年9月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ホラー映画なのに心温まる、という前評判を聞いて見に行ったが、予想していたより、そこそこ怖かった。でも、同時に笑える要素も入っていたし、最後には、涙。確かに、心がじんわりと温かくなる、ハートウォーミングな作品だった。
全体が5つのエピソードで構成され、オムニバス形式になっている。とはいえ、完全にバラバラではなく、5つのエピソードがフワッとまとまって、全体で1つの物語になっている。こういう構成、個人的にわりと好きなので、そこも気に入った。
また、過去と未来が交錯したり、時間軸の行き来もあるなど、場面場面が重曹的に絡み合って、複雑な面白みもあった。かつ、決して難解ではなく、分かりやすかったのも良い。監督の手腕を感じた。
主演の俳優さんもハマっていたし、ヒロイン役の若い女優さんも、何ともキュートな魅力を醸し出していた。今後にも期待したい。
2021年9月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
単なる不思議なフィクションのストーリーではなく
事実の取材に基づいたストーリーという事らしい。
作品中、最後ににそういう表記があった。
そしてその不思議なストーリーは
怖いというより不思議なストーリーが
いくつかあって、それぞれ
ほぅー?そうなの?って感じでした。
制作が幸福の科学だから宗教的な色合いは少しあるが、見ていてイヤな感じでもない。
幸福の科学作品では今まで一番突っ込み処が少なくて楽しめた。
首が飛ぶとかエグいスプラッターな表現はない。
よくある怖い映画なら不思議な怖さのまま悲劇で終わるが、これは不思議な現象を説明している。
科学的というより、そういう解釈、考え方もあるのか?という感じ。
まず不思議な現実は事実として受け入れると違う見方が出来るという事か?
アニメならどんな妖怪や化け物が出ようと不思議な事も疑問もなく、フィクションとしてすんなり鑑賞出来るが
リアルな実写だから、ちょっとそこは
どういう事?って思う人もいるだろうが
まあ何とか理解は出来るし、説明がある。
感動的なストーリーもあるので
意外に感動も楽しめると思います。
この手の幽霊とか不思議な現象を
まったく信じていないか、嫌いな人は
楽しめないかも知れないが
むしろ幽霊の正体を知れば
幽霊がそんなに怖くなくなるとも言えます。
まあ映画見てこれで寝れなくなるというような怖い作品ではないですね。
怖いだけなら世にも不思議な物語という番組とか、ホントに怖い物語とかの番組、海外フィクションホラー映画のほうが正体がよくわからないから怖い。
演技も皆さん良かった。
谷原章介さんを若くしたみたいな誠実さ溢れたイケメンと
性格も良さげな女優さん達。
幽霊は少しだけメークは怖いですが。
2021年9月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
お客さんとの付き合いで観に行きました。
前回の「美しき誘惑」は、まあ、そこそこ面白かったけど、今回は本当につまらなかった。
残念。
ジャンルはホラーなのか?恐怖体験だが映画全体では心温まる感動もの。
しかし、自分が死んだことに気づいていない霊って、よく考えると怖い。ニコール・キッドマンのアザーズっていう映画もあったけど、怨みつらみじゃなくて、ただ気づかないだけなんて。こんな幽霊が多いとしたら、葬式や供養は届いていないのか。現代人が忘れてしまったものの代償は大きいのかも。そう考えたら改めてゾッとした。