男の優しさは全部下心なんですって
劇場公開日 2021年6月11日
解説
長編デビュー作「からっぽ」で高く評価されたのむらなお監督が、恋愛体質な女性の絶望と希望をポップで毒気のある世界観で描いたラブストーリー。遊園地の跡地にできたショッピングモールで、数時間に一度だけ動くメリーゴーランドの受付をしている宇田みこ。受付時間外は、くまの着ぐるみ姿で風船を配っている。人のことを100%信じるみこは、これまで出会った男たちを全力の愛で迎え入れてきたが、彼らは総じて最後には彼女の前から去ってしまった。そんな彼女についたあだ名は“恋愛体質純情セカンド”。誰かにとっての唯一になれないまま、メリーゴーランドに1人、回り続ける日々を送るみこだったが……。長編映画初出演の辻千恵が主演を務め、「MOOSIC LAB 2019」で女優賞を受賞。ミュージシャンの後藤まりこが音楽を手がけた。「MOOSIC LAB 2019」上映作に再編集を施した完全版として劇場公開。
2021年製作/72分/PG12/日本
配給:絶好調ちっちゃいもの倶楽部
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2022年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
うーん。
主人公の男を選ぶ基準がイマイチ鮮明じゃなくて、運命とはいかないまでも偶然のタイミングから始まる関係に対してその後の男のグダグダ感が凄すぎて、『イヤ。フツーにアウトだろ(・д・)』てのばかり、男の下心ウンヌンと女の流れに身を任せ~具合がドッコイドッコイだった。
男にも女にも共感できる所がなかった(・д・)ノ
ストーリー的にはシュールで中々スキ。
とても面白かったです。
うーむ。
面白さがわからなかった。
ちょっとだけ似た系統だと先日○ちゃんはやらせてくれないも観たが、こちらの方がキャラクター、ヘンテコな歌など、よっぽど面白いと思いました。
2021年6月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
このタイトルのネーミングだけで観ようとしたと言っても過言ではない。このタイトルを見て、ドキッとする男性も多いのではないか。いつもではなくても下心で女性に優しくしたことがある男性は多いはず。
男の優しさに翻弄される主人公女性という話かと思ったが、そんなことはなかった。彼女の周りに登場する男たちはひどい奴らだったが、あまり優しくはなかった。優しく接した場面もあまりなかった気がする。ドキッとする必要もないくらい自分とは関係のない男たちだった。
困ってしまうのが霊的な女性の話。どう受け止めたらいいのだろう。ま、結局全体を通して、どう受け止めたらいいのか戸惑うものだった。もう少し笑えたら印象も違うんだけどな。
2021年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
MOOSIC LAB作品で観逃していた一本です。
軽ーい感じで笑わせていただきました。あ、ミュージシャン彼女の乗り込み場面は大笑いです。
ですがストーリーとしてはいまひとつでした。うーん、皮肉たっぷりで恋愛体質女子を描いている作品ではないでしょうかね?みこちゃん、頭が悪すぎです(笑)面白いですけどね。振り切ってる人物を見るのは面白いです。
しかし住所を持たずに派遣で働いてる女性って・・・あれ?何気に社会派ドラマなのだろうか?社会的弱者が主人公じゃぁないか。衣食住が十分揃っていない女性は男に食い物にされるぞ!最悪の結末だぞ!生活支援なのか恋愛なのかわからんぞ!恋愛するなら、衣食住の三拍子は揃えてからしよーぜ!って警告なのかな?本作。・・・でもそう見ようと思えば見れますね。
ただ、この題名はどうなんだろうって思いますけどね。下心は逆にみこちゃんの方が沢山あったんじゃないかなぁ?特に最後の方はね。さらに、男・・・そんなに優しかったっけ?(笑)映画監督くらいかなぁ?ちゃんと見えたの・・・まぁ、最悪な男でしたが。
生活弱者は精神的に弱り、そこに付け込まれとんでもない代償を支払うことになります。ぼっち遊園地は避けたいよね。ってことを軽快なタッチとFITする音楽で見せてくれます。が、ストーリーとしてはイマイチかな。コメディとしてならアリかな。
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