劇場公開日 2021年6月25日

  • 予告編を見る

「文字どおり「説教臭い」」ジャーニー 太古アラビア半島での奇跡と戦いの物語 よしえさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5文字どおり「説教臭い」

2021年6月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

説教臭いところを除けば東映の男臭いアニメ全開で割と面白かった。まあ、説教臭いも何も、言葉の本来の意味で正しく説教のための映画なので当たり前なんだけど。
劇中、宗教的な奇跡の挿話が3つ描かれるのだけど、ヌーフ(=ノア)、ムーサ(=モーセ)のエピソードについては、イスラムがアブラハムの宗教であることが分かりやすい反面、イスラムの成り立ちや、そもそも宗教に疎い日本人にとっては、「あれ、それってキリスト教の話じゃないの?」という混乱を与えそうだなと思った。

主役の青年アウスは古谷徹が声を当ててるんだけど、脇を務める神谷浩史、中村悠一、中井和哉といった若手中堅の実力派を食う勢いで、この人は化け物かと驚嘆した。古谷徹に引っ掛けて言うなら「連邦のモビルスーツは化け物か!」みたいな。なんであんな若々しい声が今も出せるんだ。。

なお、上映が終わって客席を振り返ると、ムスリムの家族がいた。この映画を届けたい相手であろうその家族は、果たして満足してくれただろうか。

よしえ