あの頃をもう一度のレビュー・感想・評価

泣ける

「ラーヤと龍の王国」の同時上映で映画館にて鑑賞。

歳を取り若い頃のように動けなくなって出かけることを拒む旦那さんと一緒に外へ出かけたい奥さんの物語。

ジャズテイストな音楽とダンスのみで語る物語。
台詞がないからこそ音楽とダンスで浸れる良さがあります。

ポスターと本編では違う見え方をする水溜りの反射がとても幻想的で素敵です。

前情報なしで観た短編だったけど私の好きが詰まっていて大号泣。
コロナ禍で映画観に行く機会が減っていた時だったけどこれは映画館の音響とスクリーンで観れて本当に良かった。

チラリと映るディズニー映画のキャラクターにもニヤリです！

本編と全く関係ない個人的理由ですが主人公の夫婦が自分の祖父母に見た目も性格も似ている事もありポイント高めです。

Disney+にて配信しているザックパリッシュ監督の作品「水溜り」も観ましたが雨や水溜りに感じるワクワク感がどちらの作品も素敵で、この監督は雨や水の表現が美しいなと思いました。

ネタバレは含みません。安心してください。

人生で大切なことを教えてくれる。

久しぶりに深く感動しました。だから映画が好きなんだよ！って思わせてくれました😭

あえて言葉では説明しません。観てください。

ディズニーの「ラーヤと竜の王国」のDVDやBlu-rayまたは、ディズニープラスで観れます。

良い短編アニメです。
私の考えすぎかもしれませんがかなりピクサーを意識した作品になっていると感じました。例えば雨を上手く描いているところとか。それがなぜピクサーを意識しているのかと思われる方もいらっしゃるかと思うので説明するとフルcgアニメで水を描くのってめちゃくちゃ難しいらしいのです。でもその難しいのをやってのけたのが「トイストーリー４」だとか。それで対抗意識を燃やしたディズニーが作ったのがこれだったのかな？なんて妄想をしました。遊園地が出てくるのもなんだか狙ってる気がします。
ストーリーも昔に執着せず今だって美しい。というテーマも「カールじいさんと空飛ぶ家」っぽくてこちらも意識してそうですよね。
でもミュージカルなどディズニーならではな素晴らしいところも多くありただのピクサーのオマージュになってない一つの作品として素晴らしいものでした。
本編の「ラーヤと龍の王国」も傑作なので是非ご覧ください。

「ラーヤと龍の王国」の同時上映短編アニメーション。
本編ラーヤに通じるメッセージが込められていました。
ダンスシーンがとても楽しく素敵です。
振付も良い。

セリフなしの短いストーリーですが、表情が豊かなアニメーションと、音楽とダンスによって、メッセージ性はしっかりと伝わりました。

いつまでも、かつての気持ちというか、初心みたいなものを忘れずにいたいですね。

ラーヤも素敵な作品だったし、同時に見られるなんてお得だなぁと思いました^ ^

疲れてボーッとしながら観に行った『ラーヤと龍の王国』ですっと頭を晴らして、映画を観るモードに切り替えてくれた作品。

「老いる」ということに抵抗する男性の価値観が次第に変化していくことを、音楽とピッタリ合ったアニメーションによって表現した短編。
セリフなしのこれぞアニメという表現の豊かさが心に刺さった。照明が見事。いつまでも青春であるというような人生讃歌に気持ち良くなった。
「雨に唄えば」みたいなニヤッとするオマージュもある笑

ダンスと青春と老い。

気持ちの持ち方だと教えてくれました。

表情が素敵でした。

短くセリフなしのアニメーションの技術勝負の本作ですが、映像がとても綺麗で良かったです。

ラーヤの前に強力なアニメーションを見れて、キャラクターの動きも機敏なのも素晴らしかったです。

ミュージカルものはそこまで好きではないのですが、今作のようにシンプルながら力のある作品は好きなんだなと確認させてもらいました。ありがとうございます。

鑑賞日 3/7
鑑賞時間 13:50〜16:00
座席 D-15
※同時上映あり

雨に濡れると若返る話。
短編だけどほっこりし元気がもらえる。

「ラーヤと龍の王国」の前に上映されたので、始まった時はスクリーンを間違えたのかと思いました。同時上映のおまけだったようですが、これがおまけとは思えないほどの作品で、とても得した気分になりました。

ストーリーは、老いて外出を渋る夫と、なんとか誘い出そうとするが妻が、不思議な雨に打たれている間だけは若い頃に戻ってダンスをするものの、雨が過ぎれば老いた二人に戻るというもの。凝ったストーリーもセリフも一切ない短編ながら、登場人物の心情が手にとるようにわかり、鑑賞後の満足度は高かったです。

短編とはいえ、映像は劇場クオリティで申し分なく、夫婦が見せるキレのいいダンスはとても素敵です。キャラクターのビジュアルは決して好みではないのですが、それこそどこにでもいる老夫婦という感じだったのが、かえって共感を呼びます。

人は誰しも老い、体力気力ともに衰え、若い頃に戻ってもっと人生を楽しみたいと思うものですが、それは絶対かないません。それでも夫婦として長年連れ添った二人が一緒にいられるならやっぱり幸せ。「幸せは最初からここににあったんだ」と、そんなことに気づかせてくれる、ほっこりした作品でした。

短編こそ本編。これにつきます。短編「あの頃をもう一度」は、簡単に言うと「ララランド」と「天気の子」の世界の融合。軽快な音楽に合わせてダンサブルに踊る若い二人のシーンと、一つ一つの動きをかみしめるようにゆったり踊る置いた二人のシーンの対比が最高。セリフは一つもないのに、情報量はかなり多いです。老いることは決して悪いことではないなと思わせてくれる、素敵な短編だし、映像技術も素晴らしいのでぜひぜひ。