竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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おもしろくなくはないけど今ひとつ。
ジンとくるところもなくはなかったけど、主人公のヘタレさ具合や登場人物の動きに共感ができなかった。ハナシも全体的にダラっと長かった気がする。他のコメントにもあったけど、「美女と野獣」「サマーウォーズ」のイメージとどうしてもカブってしまう(意識的に作っているのか?)。楽曲はよかったと思う。映像もキレイだし、ぜんぜんダメという訳ではなく、それなりに良い映画とは思うけど、絶対観に行った方がいいとお勧めするほどではないかな。
サマーウォーズ超えは、、、
おかえり鈴
2021年映画館鑑賞74作品目
8月22日(日)イオンシネマ石巻
豪華な声当ての役者さんたち
声優専門はナウシカで有名な島本須美くらい
インターネットの仮想世界『U』に参加するため『アズ』というネットだけの分身を作ってコミュニケーションする話
主人公は高知の田舎に住む女子中学生すず
ベルを名乗り歌姫に
すずは増水する川の中洲に取り残された他人の子供を助けるため飛び込んだ母を目の前で亡くした悲しい過去がある
映画館鑑賞のときくらいネットから解放されたいところだが現代劇なら仕方がない
展開が早く脚本に多少は問題がある気がしてならない
『U』の芸術的な映像に圧巻
アズの皆さんも動画サイトやレンタルDVDであとでまた観てみたい
毒舌な友達はそれほど毒舌に感じなかった
竜の正体は意外だった
IMAXレーザーで見れば分かる!!
美しいのだけど、置いていかれる気持ち
ベルサイユ宮殿
こういう作品は、映画館の大スクリーンで観ないとダメだろうなと思って鑑賞。
そして正解だった。
自分はアートが観たくて鑑賞しており、ストーリーには全く期待していないので、映画「えんとつ町のプペル」同様、つまらなくても、不自然すぎても気にならなかった。
映画「美女と野獣」のパクリが言われるが、その他にも映画「パプリカ」や、お城の外観は「カリオストロ」や「ラピュタ」や「ハウル」を取り入れており、またジャスティン一派は石ノ森章太郎のアニメキャラのようであり、いろいろと“勝手に総決算”(笑)をした映画なのかなと思って観ていた。
CGそのものについては、マシンパワーがあれば、キャラクターや“紙吹雪”をわんさと散らすことは容易であろうから、この“物量作戦”には自分は感心しなかった。
ただ、これだけスクリーン一面に色々とゴチャゴチャ敷き詰められているのに、決して見づらくないのは、構図や色彩設計が素晴らしいためではないかと思う。
現実世界の背景画の描き込みは、こだわりを感じた。びっしりと隙がなく、美しかった。
「貧すれば鈍する」とばかりに元気のない日本であるが、文化というのは、そういう“しみったれた”世界からは決して発展しない。
文化とは“余裕の産物”であり、ある意味、貴族的なのである。
本作の賛否はともかく、細田監督が“集金力”のある「ルイ14世」であることは確かだ。
エンドロールを観ると外国人の名前もあるが、日本人の名前が圧倒的に多い。「ルイ14世」のもとで、クリエーターがチャンスを得て羽ばたいて、豪華な「ベルサイユ宮殿」を作ったとすれば素晴らしいことだ。
悪い点も多いが、気にならない
歌は素晴らしい
歌への注力がかなり感じられ、演出も力が入っている。
IMAXで聴いた時の臨場感は素晴らしかった。
中村佳穂の良さが大部分を占めている作品。
個人的に細田守監督の作品は好きで毎回見ているが、サマーウォーズから脚本には疑問を抱かざるを得ない内容になっている。
正直言って今回もその一つ。
ただそれは見方一つである程度は緩和されるように感じる。
映画の設定、背景等知り、さらに2回見るとよりそれは感じるかもしれない。
すずの母親がなぜ子を置いてまで他人の子を助けに行ったか、ベルがなぜ竜に惹かれたのか、すずが竜に会いに行き、竜の父親がすぐに手を引く展開の雑さ等々。
ツッコミどころも謎も多いという点でマイナス。
あと展開がサマーウォーズに似過ぎて既視感が凄い。
もうちょい新作っぽいの出して欲しい。
細田守監督、頑張ってください。
中村佳穂の圧倒的な才能が全てを補完する
映画館で観て良かった作品。
久しぶりの細田監督の作品!楽しみでワクワクして待ってました。
なんと言っても冒頭から鳥肌が止まりませんでした。映像美と音楽が凄かった!
映画の話とはいえ現実でもあり得そうな設定。もう一人の自分。過去のトラウマから自分を出せなかった主人公が、もう一つの世界で活躍し有名になる。正体を明かしてないから誰なんだって犯人探しになるけど、気づけば正体はどうでもよくなる。
竜の正体が誰なのか?考えながら作品を観ていましたがまさかの全然違う人で「エェー」ってなりました。
細田監督の作品は、日常のちょっとした出来事が作品になるから好きです。
作品の内容を一から全部説明しないと納得できないとか、現実だったらあり得ないとか、人それぞれだからなんとも言えないけど、自分は好きな作品のひとつです。
期待しすぎは厳禁です
メディアの煽りもありサマーウォーズ越えを期待して観に行きました。
世界観はとても好きですが、大きなどんでん返しもなく、竜の正体探しの描写の中に露骨な伏線があったせいで、結末が予想できてしまいました。中盤で「あぁ、竜コイツじゃん。」と思い、「竜が苦しんでるような描写もこういう事情だろうなぁ。」という予想していた通り進んでいってしまってしまい、それが覆ることなく終わりました。
あと30分長くても良かったから竜の正体候補を予想させないような揺さぶりをちゃんとかけてほしかったです。また、竜の正体が分かってから本人の居場所特定までがあっさり過ぎてハラハラもしなかったです。個人的には合唱隊のメンバーたちがもっと活躍したり、Uの世界と現実世界の行き来を繰り返したヒントを得たりしてようやく辿りつくような展開だったら正体がわかってからも楽しめたと思います。
細田守監督の映画はどれも好きで、それなりには楽しめましたが、歴代作品と比較した時には下位にくる満足感でした。
古典民話から現代SNSへ受け継がれる二面性
美女と野獣はディズニーで有名だけど、その原作は18世紀に遡る古典民話。
今でも多くの人を魅了しているのは、何よりも野獣の二面性ではないだろうか。
“表の顔と内面の素顔”という人間の二面性を、うまく現代のSNSの匿名性と絡めているのが面白いと思った。
はなればなれ〜♪(はなればなれの君れ)も聴いてみると時を超え〜愛された〜♪(美女と野獣テーマソング)に寄せてるのかな。何処となく曲調が似ている気がする。
あと『U』の、『方へ、さあ!』が『Who is that(あれは誰)』に聴こえない?わしだけ??
勢いはあったけど、やっぱり終盤にかけてのご都合主義な要素が気にはなったのは正直なのところ…
細田監督の作り出すグレードアップしたバーチャル空間とミュージカルの組み合わせは、新しくて楽しめたし、映画館で堪能できてよかった。
2つの現実と人を歌で繋ぐ
色々詰め込んだストーリー
超絶ファンタジー!でも難しいね~~
映像が美しい!!
サマーウオーズの仮想世界が更に進化した様な
「U」の世界は目が離せない情報量の多さ!
その中を悠然と泳いでゆく
クジラの空中ステージの描写は本当に夢の様でした。
この映画の大事なモチーフ、主人公ベルの「歌声」も
観る人によって好みの差はあるでしょうが、
それなりに力を感じました。
この映画、歌の歌詞が肝なのでしっかり聴いてね!!
監督がインタビューなどで答えているとおり
ディズニーアニメ「美女と野獣」からインスパイアされた作品。
ベルのデザインは本物のディズニークリエイター
ジン・キムさんだけにベルの表情や動きが
本当にディズニープリンセス!!美しく愛らしいね~。
また、現実の世界の鈴ちゃんの生活の描写、
級友たちとの空気感、周りの大人たちとの関係も
同じような田舎町を舞台とした「夏目友人帳」的に
とても繊細に描かれてます。
物語の決着としては正直、賛否両論あると思いますが
あくまでもファンタジー!!
そこを頭に置いて観ていただくと良いんじゃないかな~
で、月に8回ほど映画館に通う中途半端な映画好きとしては
普段はあまり気にして観ていなかったけど
今回は歌がカギとなるせいか、セリフや歌と
口の動きのリップシンクが特に丁寧に
描かれてていると感じました。
細かなビブラート部分まで唇、震えてましたね。
内容的にはネット社会の有象無象の声の恐ろしさが
しっかり伝わって来る。
ネットで「悪」とされてしまうと
よく考えもせず、誹謗中傷してしまう恐ろしさ!
ネットで「良し」とされると、その人を良く知らないのに
無条件で神格化してしまう愚かさ。
ネットの世界でしかホントの自分をさせない人
反対にネットの世界だけ偽りの人物として生きる人
人とネットのかかわりの脆さ、危うさ
と、ここまでは良いのだけど~~~
主人公鈴ちゃんが心を閉ざしてしまった原因と言うのが
自分の大事な人が利他的な行為をしたことで、
一人残された喪失感だったのですが、
同じように自分も止むに止まれぬ利他的行為を体験することで
大事な人の心を知り、大人になって行く話なんだけど
このエピソードの決着が賛否が分かれる事になってしまった。
ファンタジーにリアル社会の問題を忍ばせることで
リアルに生きる今の観客の共感を得る。
そこをみんな目指すのだけど、結構難しいんだよな~~
とにかく、仮想空間「U」の描写を映画館で観る価値は十分あります。
ぜひ劇場で。
ああ、最後に鈴ちゃんの飼ってるワンコ、
どっちかの前足が途中欠損してるのよね。
大人になって自分の悲しみから脱却できた鈴ちゃん
ワンコの残った前足に負担がかかるので
できれば早く、餌を置く台を作って上げて!!(願)
ダメージを受けました、、
精神的に落ち込んでるときは見ない方が良いかもしれません。
自分に重なって、ちょっとキツかった、、。
オープニングは、Uという仮想現実世界の入り口になっていて、ワクワクしました。高知の田舎に住む地味な女子高生すずは、幼い頃に母を亡くし、父との関係もギクシャクしていく。クラスでも目立たなく過ごしてるが、友達るかの勧めでUを始めて、変わっていく。
このるかちゃんが、めちゃいい、好き。
最初家でPCを操って、すずのキャラBELLを作り上げていくところとか、並の女子高生じゃないからー(笑)
もはやプロデュース!
両親に注意され、廃校の校舎にPC運び出すとか、、ぶっ飛んでるけど、PCのハード機材を背中に背負うところとか可愛いすぎ。
そもそも廃校で電気どうやって繋げたんだ?とツッコミつつ。
イケメンの幼馴染がやたらすずに構ってきて、学校の注目になり、SNSが荒れるとか、、まあ今どき。
でもお母さんが亡くなった時、一緒に見ていたとなると、、これはなかなかキツイ。
Uの中でカリスマ的存在になる中、暴れまくって秩序を乱す龍と出逢う。なぜかその存在が気になり龍を探す。
恐ろしい見た目とは裏腹に、深く傷ついてるのを目の当たりにして、何度か助けたいと願う。
このあたりはもう、、美女と野獣でしょう。名前もベルだし、、龍は城に住んでるとか、歌で励ますとか、パチってるとしか思えなかった。
そして、龍の深い傷の要因を知り、リアルで会いに行く。
いやー、同じ日本だったから良いけど、世界だったらどーすんの😅
同じような傷を持ってる人なんて、他にもたくさんいるだろうにね、、。すずや龍だけが特筆な傷を負ってるわけじゃないのが、少し違和感。
ありふれたものを取り上げたなら、ちょっと表現が大袈裟な気もした。それなら世界レベルの仮想現実世界にまで広げなくても良かったのかも?
まあそれはそれとして、なんか精神的に来るものがあって、涙が止まらなくて、ちょっとしばらく立ち直れないほどのダメージは受けました、、。
よかったとか、感動したとか、そんなレベルでは言い表せません。自分と重ねすぎて辛くなった、、。
ベルの歌声とUの世界観に尽きる。
実のところこれが私の細田作品デビューになります。過去1度も観たことがなかったんですけど、今作は予告が良かったので行ってみました。結論、予告が1番面白かった。
Uの世界への扉を開きベルが誕生するまでの冒頭の件や仮想空間の映像、歌声は本当に素晴らしかった!それなのに現実パートのストーリーがだいぶ散らかってる。
兄弟に会いに行ったものの建物目印に走り回るって…範囲広すぎやろと思ったら都合よく出てくるし。エスパーか!合唱のおばちゃん達もベルの正体気付いてるし。だからエスパーか!
声はみなさん良かった。特にベルの歌は本当にライブで聴いてみたくなるくらい素敵でした。ただ、個人的には竜は初期のエフェクトかかってる方が好きかな。現実パートとの差もでるし。なんか竜!って感じするし。
思ってたより良かった
和製準ミュージカル映画「美女と野獣」
『サマーウォーズ』の焼き直しを予想して観に行ったが、まったく違った音楽映画でした。
準ミュージカル映画と言って良いほど、音楽がすばらしく
歌詞や歌声や歌い方までもが 間違いなく”宇多田ヒカルさん”そのものだと思いこんで聞いていたが、
エンドタイトルを観てびっくり!
歌姫は 中村佳穂さんというお方、現在の宇多田さんよりも遥かに良い歌姫だ。
劇場の良い音響下で唄を聞くために、この映画を観に行く価値はあった。
唄が素晴らしい映画だが、それに比べ、間延びしたシナリオは前半には何度も睡魔が襲ってきたが、後半に成るにしたがって良くなる。
この映画は完全にミュージカルにしてしまった方が良かっただろう。
登場した大部分のキャラクターは意味がなく不要だった。
この映画を観たら「美女と野獣」と見比べてみるといいかなと思った。
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