劇場公開日 2022年1月7日

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「【姦しいと言う勿れ】」truth 姦しき弔いの果て ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【姦しいと言う勿れ】

2022年2月3日
iPhoneアプリから投稿

スコア低めだけど、よくよく考えると結構面白い作品だと思った。

この作品は、このシチュエーションに漂う独りよがりな人間の悲哀を笑い、皆がふと自分自身を振り返る映画だと思う。

これ、ちょっとずつ、どこかに自分自身と重なるところがあるという人は多い......というか、必ずそうじゃないのか......。

(以下ネタバレ)

愛されていたのは自分だけ。

愛する人の子供が欲しかった。

気になる年齢。

気になるセックス。
イク、イカナイ?

愛がすべて......のはず。

男だって勝手だ。

精子は残すけど、直接的な自分の子供を残そうとはしなかった。

つまり、責任から逃れたいのだ。

精子バンクは、言い逃れの一つだ。

高尚な理念などないのだ。

高尚な理念ぶっているだけだ。

それに翻弄される女たち。

女が3人集まれば、「姦」しいと言うが、もしかしたら、この間に「男」の文字を入れたら、もっと姦しいのかもしれない😁

上っ面の理屈で、あれやこれや取り上げて賞賛したり、貶めたりする僕たちの世界にピッタリ符合するような、そんな作品だった。

「真」の一文字で繋がりを感じるなんて、後付けでナンセンスの極みじゃないか。

バカな話だ。でも、それをシンクロニシティのように言う連中は、この世界にはごまんといる。

こんな風に、よく考えもせず、うわべで高尚な理屈を展開するとこなんか、僕たちの世界の全員に通じるところだよね😁

ワンコ