BLUE ブルーのレビュー・感想・評価
全121件中、101~120件目を表示
ずーっとボクシング
ひたすらにボクシング。息の抜きどころなくずーっと真っ直ぐに引き込まれます。勝ち負けが決まってるボクシングを演技でやるのって本当に難しいと思うんだよなぁ、、すごいです。ボクシング映画見るとほんと自分もシャドーしたくなりますね、笑。
強いからって言うのもあるけど、東出昌大がカッコよかった。人としては、松山ケンイチがカッコよかったけどね。もうちょい強ければなぁ、、体もちょっと細くて。。男は強いのが好きなんですね。木村文乃もよかったです。表情難しい役ですね。バツイチカップルはちょっと複雑な気持ちになりましたが。
さて、今日は舞台挨拶付きを見たのですが、木村文乃はいっぱい手振ってて笑顔でかわいかったー声もかわいいですね。好きです。男性陣はやはり一般人離れしたスタイルなのは東出でしたねー顔ちっちゃい。そしてコメントも流暢でしっかりしててカッコよかった。逆に松山ケンイチは顔はカッコいいけど、しゃべりはよく言うとポップで楽しい、悪く言うと中身なくて適当でした、笑。柄本時生はイメージ通り雰囲気ある感じで、喋り上手くないけど演技や映画に真っ直ぐな感じが素敵でした。監督も明るく面白い方で素敵でした。
映画見る前に本人見るのもいいですね。愛着湧きます。
登場人物それぞれの気持ちや思いが凄く伝わって来てとても良かったー!
ボクシングの作品と言う事だったけど、人間ドラマの比重が高め。
ボクシングの熱い試合を期待している人は満足度は低いかも。
松山ケンイチさん演じる瓜田を中心に、小川(東出昌大さん)、楢崎(榎本時生さん)、千佳(木村文乃さん)の四人が絶妙に絡んで進む展開。
試合でなかなか勝てない瓜田がとても良い人過ぎ(笑)
松山ケンイチさんのキャスティングがとても良かった。
そして榎本時生さん。本作では脇役とは思えないキャラクター。
訳あって始めたボクシングにのめり込んで行く展開が良い!
とてもカッコ良かった!
東出昌大さん。呂律が回らないセリフがとても上手い!
シークァーサーサワーって喋れない(笑)
木村文乃さんはやっぱり美しい。
所々に何気ない笑いもあってなかなか面白い構成もとても良い。
本作のタイトル「ブルー」は青コーナー(挑戦者)の意味と勝手に理解。
とても素敵なタイトルですね( ´∀`)
「俺にはこれしか無いから」って言えるバカ
男性比率、6/6で100%ですよ。なんで野郎はボクシング映画が好きなのか、って言うと、バカだからです。と、四角いリングの上で誰の力も借りずに決着付ける事は、オスとしての本能なんかねぇ。
ヒーローも勝者もいない「青コーナー」の物語りです。短いカットでテンポ良くストーリーを消化して行きます。何処でスピードを緩めて、じっくりとした描写に移るんかねぇ、なんて思ってたら、意外なところで歩みが止まったw
やっぱりボクシングものは燃えます。コレだから止められないw
ファイトシーンに迫力が無いって言うのはネガティブな要素ですが、ボクサーの日常がリアルで良かったです。
ラストと竹原は最高
吉田監督のヒメアノ〜ル、犬猿がかなり好きだったので鑑賞
主人公はボクシングに対して、基本を大切にしろと何度も言及する
この映画の演出は基本を大切にしていないと感じた
柄本時生が登場するシーンについて、さえない男のデフォルメされた演技とストーリー上の重要性の低さが目立つ
パチンコのシーンについて、ギャグなのか、演出的に欠点があるのか判断しずらい
動機は異性であり、しだいにボクシングに溶け込むという役柄だが、メイン3人の関係性と話の根幹にノイズがかかる
特に木村文乃が柄本を殴るシーン
木村は柄本といつ、柄本を殴れるような関係性になったのか
細かいのだが、
アパートで試合のシュミレーションをした際に、下の階に音をたてて、大家さんが苦情するギャグシーンがあるが
シーンがかわり、引っ越し中にその際のエピソードを話す流れが違和感あり
などなど、現実では微妙にありえない会話と演出が妙に目立つ
だが、ラストは映画としては最高のカタルシスあり
竹原ピストルは、演技も歌も映画にはまる
#29 久々に松山ケンイチっぽい映画
を観た感じがした。
かつては彼の良さを全面に押し出した映画があったけどメジャーになるにつれ松ケンっぽさより商業的な作品が多かった。
が本作を観ると「あれ?松山ケンイチって顔が綺麗だったんだ」って久々に思い出した。
もちろん演技力あっての顔の良さ。
松山ケンイチをひたすら静かに楽しむ映画。
タイトルマッチ以外、赤も青も同じ挑戦者
ブルーコーナーに立つ人々の物語
昨今の日本ボクシング映画と言えば「ああ荒野」「アンダードッグ」がありますね。
どちらも前後編の2部構成でとても見ごたえのあるの作品でした。
本作は一本分の尺しかありませんが、上記の作品とどの様に勝負してくれるのか興味がありました。
吉田恵輔監督は「ヒメアノ~ル」「犬猿」は好きなのですが「愛しのアイリーン」が面白くなかったので今作には期待半分、不安半分。
面白かったけれど物足りないそんな作品でした。
鑑賞後に思ったのはボリューム不足。「ああ荒野」「アンダードッグ」ほどにドラマパートに時間を割けないのはわかりますが、それでも物足りない感が否めない。
松山、東出、柄本の三人がそれぞれ生活、ボクシング、2つのパーとがありそれを1時間40分で描くには尺が足りないとしか言いようがない。
描きたい事はわかるし最低限の出来事と感情の機微はあったけれど、それがラストで昇華された所で熱量と積み重ねが足りないので感動までにいたらない。
作品のバランスや流れなど全体的に面白かったけれど、2時間くらいにして、もう少しそれぞれのエピソードが見たかった、そうすれば愛着や共感が生まれ感動できたかもしれない。
あと残念なのは予告編がほぼすべてを物語っていて、見せ場がほとんど予告で見てしまっているのであまり驚きがない。予告編での場面を鑑賞中は消化していくだけっだった。
3人の中では松山ケンイチが一番体ができてなかったでね、そんな体じゃ勝てる試合も勝てないですよ。まあ勝てない男役なのでいいのかも知らないけど。
柄本時生はよかったですね、うっすらですが筋肉あった、腕も案外太い。いっつもヒョロガリ役ばかりなので彼の意義な一面が見れてよかったです。
東出昌大はいつも通り、スタイルいいし天才感ありありでしたね。
個人的に今作で一番よかったのは木村文乃です、いつもよりメイクが薄めで近所の美人さん風でいい感じ。
東出を心配しながらも支えるいいパートナー役でした。おバカなギャル役がおおい印象でしたがこんな地味で芯の有る姿が見れたのは新鮮でした。
3人の男の物語ではありますが、紅一点の木村佳乃はこの作品に清涼感というか癒し?をもたらしました。
例えるなら焼肉屋のウーロン茶。肉ばかりで口の中ギトギトでもウーロン茶飲めばすっきり、また肉が美味しく食べれる!
変な例えですみません。
演出的によかったと思ったのは
自転車で二人が並走するシーン
軽くぶつかっていちゃツイてるのかと思いきや・・・いい伏線でしたね。
柄本時生がどんどん成長していき、ボクシングが生活の中心になっていく過程。
ダメダメ野郎だし見栄っ張り、ボクシングを始めた理由も不順なのにどんどん成長していき、生き生きしてくる姿はかっこよかった。
あとは終わり方が個人的にかなり好きです。
当然の事ですが、我々には明日が有る。劇中の彼等にも我々と同じような明日が待っている。
登場人物たちと自分が同じなんだと気づかせるラストは感動よりも清々しい気持ちにさせてくれました。
日常の合間にも体が動く、動きが体に染みついている。
ボクシングを接点に交差した彼らの人生はそれぞれの道へ別々に進んでいく。
しかし、それぞれに闘志を忘れず、挑戦を続ける。
私も挑戦し続けられるようになりたいです、今は逃げてる場面が多々あるので・・・
ちょっと面白かったところ、赤髪の男の両親がまさかの「ミセスノイジー」の夫婦でしたね、いや~まさかの再開に思わずニヤリとしてしまった。
----------------------------------------------------------------------
劇中セリフより
「本当に強いよ、あの人」
自分が成りたい目標にとどかないと知っても、腐らずに同じ目標を目指す誰かの背中を押せる人。
他人の為に動ける人になり、真の強さを手に入れたいですね。
仲間っていいなぁ〜 「類は友を呼ぶ」のか?側にいる人に影響されるの...
仲間っていいなぁ〜 「類は友を呼ぶ」のか?側にいる人に影響されるのか?
そんなことはどうでもいい、自分に正しく生きて良いんだと思った。細やかな視線。思いやり。がここちよかった。
諦めの悪い男達
ストーリーは単純、淡々と進む。三人の男達を中心にボクサーを描く。よく東出の事を棒読みだの大根だの言う人がいるけど、いやあの長身であのマスクだったら役者を続けるのが当たり前。演技の上手い下手だのなんて小さい問題。最後の、松ケンのシャドウシーンが美しい。
この作品にオチは…
私達はスポーツ、ボクシングなどを題材にした作品に、結果勝利することが大前提で観てしまっていますが、この作品はそうじゃないんです。
ここに出てくる男達は本当にボクシングが好きでしょうがない奴ら。
途中までは病を患っている友人のために、ボクシングの試合で初めて勝つのを見せてあげる感動作かと思ったりしたんだけど、全然そうじゃない。
ただ、ボクシングが好きなんです。本当にそれだけ。実際に監督がボクシングをやってきて、ジムにいた人をモデルにしたそうなんだけど、まぁ勝てない笑
だけど、鍛え上げた肉体で必死に戦ってる姿は、御三方とも見応えありました。
そういう奴らの話で、若干の男女の三角関係もありますが、そこは話広げてこないので、オチのないボクシング映画といいましょうか。
面白さは、まあまあ。
先行オンライン試写会で視聴。
淡々と、それぞれのボクシング人生が描かれている。
人間ドラマが好きな方に向いてます。
展開の速いもの、恋愛ものが好きな方にはイマイチかもです。
ラストはちょっと切なかったです。
努力、才能、運命
2021年3月31日
映画 #BLUEブルー (2020年)鑑賞
好きと才能は異なる
努力は才能には勝てない
才能も運命には勝てない
努力は必ずしも報われない
そんなことを感じさせてくれるボクシング映画の名作誕生です
#松山ケンイチ #東出昌大 #柄本時生
タイトルなし
リアリティ溢れる描写で人間の光と影を表現し続けてきた吉田恵輔監督
監督自身が30年以上続けてきたボクシングを題材に
挑戦者を象徴する”ブルーコーナー”で戦い続ける若者たちを描き出す
「流した涙や汗、すべての報われなかった努力に花束を渡したい気持ちで作った」 という作品
才能があっても努力をしても
成功するのにはとても厳しい世界
そのボクシングに賭ける若者たち
そんな彼らの人生の一時を映し出し
映画を見終わっても続く人生の余韻に浸れる作品
単なるボクシング映画ではない。優しさと強さの物語
一生「青(ブルー)コーナー」=挑戦者でありながら、ボクシングに打ち込み続けた男の生き様に胸を熱くする。
ボクシングが中心ではあるが、試合にも恋にも勝てない男の内に秘めた深い情、勝ち続ける男の止められない熱い思い、強くなろうとする男の変わっていく心、大切な人を想う女の愛情、誰もが誰かのために生きる優しさと強さが滲み出る作品。
どこか淡々と進むのに、どんどん惹き込まれていく展開。
BGMを敢えてなくしていることがボディーブローのように効いてくる。脳に損傷を抱えた小川が朦朧としていく視覚効果も相まって、いつその時が来てしまうのかドキドキが止まらない。
ただ最後まで引っ張った結末の余韻に浸れるか、もの足りなさを感じるかは賛否両論分かれるところだろう。
ボクシングシーンは迫力があるというより生々しく手に汗握る。スパーリングや試合のシーンの割合が多いため、そのリアリティさは重要な部分。
無音を効果的に使い、手ブレの撮影技法を巧みに操るのは『ヒメアノ〜ル』の吉田恵輔監督らしい演出だ。
ひと握りになれなかった者たちのドラマ
なんの分野でも、成功するには才能と努力と運(タイミング)が求められる。そのどれかが欠けているだけで、うまくはいかない。
努力をしても才能がない瓜田のような人間が一番多くの割合を占めているのだろうけど、小川のように才能があっても身体の不調という運のなさに苦しまされる人間もいる。
それを言い訳にせずに、前だけを向き続ける人間のドラマ。美しいけど、ドラマチックな展開は期待できない。
anotherアオイホノオ
瓜田、楢崎、小川のブリー・スリー、皆良かった。中でも主人公を演じる松山ケンイチの抑えた演技に感動。表面的に感情が高ぶることはないけれど、彼の魂こそ灼熱を帯びている🔥
どうしようも無いリアルと戦う挑戦者たちの物語。 テレビドラマ向けの作品なのかも…。
情熱は人一倍あるが負け続きのボクサー、瓜田。
瓜田の初恋の人の婚約者であり、才能に溢れる天才ボクサー、小川。
軽い気持ちでボクシングを始めた新人、楢崎。
過酷な現実と向き合いながら、それでも挑戦を続ける人々を描いた青春群像劇。
監督/脚本/殺陣指導は『ヒメアノ〜ル』『犬猿』の吉田恵輔。
主人公、瓜田信人を演じるのは『デスノート』シリーズや『怒り』の松山ケンイチ。
瓜田の初恋の人で小川の婚約者、天野千佳を演じるのは『イニシエーション・ラブ』『ピースオブケイク』の木村文乃。
瓜田の後輩、小川一樹を演じるのは『桐島、部活やめるってよ』『コンフィデンスマンJP』シリーズの東出昌大。
映画.comさんのオンライン試写会に当選したので、一足早く鑑賞させて頂きました〜😆🎉
ありがとう、映画.comさん!
タダで鑑賞させて貰っているとはいえ、レビューは正直に書かせていただきます。
結論から言うと、、、つまらなかった…💦
吉田恵輔監督は学生時代からボクシングをされていると言うことで、本作でも自らボクシングの殺陣指導を担当している。
完全オリジナル脚本だし、思い入れがあるのはわかる。
でも、やはり3人の主人公格を2時間未満の映画で描こうとしているため、詰め込みすぎのきらいがある。
あらすじだけ読むと、ダメダメボクサーの松ケンが愛する人をかけてチャンピオンの東出昌大に挑戦する!みたいな王道スポ根物語に見える。
『ロッキー』シリーズがオール・タイム・ベスト級に好きな自分にとって、こういう映画は大好物!
よっしゃ〜!と思って見てみたんだけど、ボクシングを扱っているが決してボクシングの映画ではなかった。
どちらかというと『キッズ・リターン』的なボクシング描写というか。ボクシングを通して、やるせない人々の姿を炙り出すという感じでしょうか。
『キッズ・リターン』も大好きな自分ですが、この映画はどうも…。
ボクシング映画として観るには爽快感や燃える描写がないし、青春映画として観るにはボクシング描写が多すぎる。どっちつかずになってしまっている印象を受ける。
まあ楽しめなかった一番の理由は、起伏に乏しい物語なのでシンプルに退屈だったっていうことなんだけど。
マジで長く感じた。
瓜田がルーキーに負けたところで、そろそろ終わりかな、と思ったらまだ残り30分もあって絶望した。
例えばこれがテレビドラマで12話、最低でも6話くらいあれば、瓜田、楢崎、小川という3人の主人公の物語を丹念に描くことが出来るため、それぞれのキャラクターに感情移入していたかもしれない。
2人の男の間を掻き乱しているだけにみえるヒロイン、千佳に関してもドラマだったならもっとキャラクターの掘り下げが出来たのかな。
映画にするのなら、瓜田と小川の対立に軸を置いて、この2人をとことん突き詰めて描くべきだったと思う。
ただ、キャストはかなり良い!
楢崎演じる柄本時生の、あの情けないけど諦めが悪そうな感じは良かったし、松ケンの自然な演技も光っていた。
木村文乃の、街にいそうな可愛い娘感、良き良き。
しかし、とりわけ良かったのは小川を演じた東出昌大!
私生活で色々あったリアル・チャレンジャー東出の、俺だってまだまだ演れるんだ的ハングリーさが画面から伝わってくるような熱演でした🔥
キャストには文句ないんだけど、一点だけ。
瓜田&楢崎と戦った態度の悪いルーキー。あれもっとヤンチャそうな人使った方が良かったんじゃない?
本物の格闘家の人なのかな?なんか本当はいい人なのにわざと悪ぶってる、イタい人に見えちゃいました💦
観ている最中は色々と不満もあったのだが、エンドロールで竹原ピストルの熱唱が聴けたので、なんか良いもん観たような気がした。
でも、やっぱりボクシング映画なら『ロッキー』とか『クリード』の方が断然面白いし、ボクシング描写のある青春映画としてなら『キッズ・リターン』の方が断然良い映画。
重たくて疲れちゃった。もう少し軽い映画が自分は好み。
全121件中、101~120件目を表示