私のニューヨークのレビュー・感想・評価

WOWOWで斎藤工がお勧めしてたので観てみたが、どこが良いのか全然わからない。”セックス アンド ザ シティ”で好き勝手していた女のなれの果てという感じ。
悪性腫瘍を告知されてショックなのは分かるけど、やってることがいい加減すぎる。遅刻しまくりで人は待たせる、歌は大して上手くないけど若いドラマーとヤリまくり。。。この主人公のどこに共感しろというのか。何回も出てくるアップも皺が目立つだけ。がっかり。

だった。サラの皺皺魔法使い顔を見るだけでも耐えられず。

ストーリーなんて対したことなく、サラの演技も極めて普通。正直言えば見なくて良い作品

ちっとも面白くなかった。主人公の言葉も歌も全く心に刺さらない。邦題の付け方もあたかも、で冴えない。

　ニューヨークに暮らす余命わずかと宣告されたジャズシンガーのヴィヴィアンが、宣告された朝から次の日の朝、検査の為に病院に行くまでの1日の物語。
　久しぶりに訪ねてきた母親、仕事仲間、恋人、友人、別れた夫と娘、誰にも打ち明けることが出来ず、ニューヨークの街を彷徨う。
　ヴィヴィアン(サラ・ジェシカ・パーカー)の目元のアップが度々ある。街中で立ち止まり景色を眺めているときに、年配の女性が隣に来て少し言葉を交わすときにその老女の目元もアップになる。皺だらけの目元。「あぁ、私はあなたの様に皺が刻まれるまで生きられないの。もうすぐ死んでしまうの」というヴィヴィアンの叫びが聞こえて来そうだった。
　ヴィヴィアンはこの1日、仕事に遅れる、久しぶりに訪ねて来た母親を一日中ほったらかす。いきなり元夫を訪ね、夜また来るわ、と言って再び訪ねたのは寝静まった夜中。今から会おうと連絡したマネージャー(?)は偶然会った友達と話し込んで待たせた挙句ほったらかし。タクシーの運転手には少し待ってて、と言ってどうやら一晩待たせている。これらの行動はまさかいつもこんなに身勝手ではない事を祈る。余命宣告を受けて動揺したからであって欲しい。
　残りあとわずかしか生きられないと宣告されたら、自分はどう考え、まず何をするんだろうか、誰の顔が浮かぶんだろう、、、、、

1日が長い。自分だったら、と考えさせられる。でも、打ち明けないのはなぜ？分かち合わないのはなぜ？今、今この時の関係性。
今を大事に、自分のまわりの人を大切に、自分を大切に、と思った。ストーリーに希望も救いもなくて、リアルな絶望感漂う映画。

自分の最後が見え始めたときに、誰と共に過ごしたいか。
果たしてその人は共に過ごしてくれるのか？
自らの人生は何だったのか？
死期が迫ってくる中での孤独はとてもつもなく辛いかも。

主人公は女性ジャズシンガー（サラ・ジェシカ・パーカー）、病院でがんを宣告され絶望感に襲われる。
翌朝の検査時は誰か付き添いが必要と言われる。
マネージャー、今の恋人、前夫と娘、母、友人などと会い、人生を振り返ることに。
果たして誰を連れていくでしょうか。