劇場公開日 2021年1月16日

「ちょうどよい」夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者 Geso_de_Nyoroさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ちょうどよい

2021年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

今回は自宅から然程離れていない隣町のこじんまりとした映画館での鑑賞でした。自由席で60席のミニシアター、この大きさの箱で鑑賞するのは実に5年ぶりで、某アニメコンテンツ企画制作販売会社の某作品の関係者試写会に招待いただいた時以来となりました。
寧ろこの作品は300人〜規模の大スクリーンでドーンと大迫力で鑑賞すると云う程の内容ではないと思うので、作品の持つ質感や上映時間なども、意外とマッチしていた印象でした。ただスクリーンが小さく席からも近いせい?なのか〝網点〟が目視できてしまうのが難点。ほんのチョットだけ違和感でした。

内容はホンワカ温かいもので、シンミリ物悲しいものではありません。いつもの賑やかな連中のワチャワチャも楽しめる内容で、またサブキャラの田沼をフィーチャーした2話目も変化球が効いてたと思います。ただ個人的には、多軌の出番が欲しかったなと思ったくらい。そう言えばニャンコ先生が一度もマダラ化しなかったなぁ‥‥
1話目はいつもの夏目友人帳らしい内容、2話目は沼の主・三篠の起源を知ることが出来た興味深い内容。いずれも展開に喜怒哀楽のジェットコースター張りの抑揚がある訳じゃないけど、シッカリと楽しめます。ただチョット物足りないと思う人も居そうですが‥‥

一つだけセコい難点ではありますが、鑑賞料金がもうチョい安ければ‥‥ それでも一般1,800円からすれば500円も安いですが、レイト割引や会員割引でも一般作品が同じ料金で見られる訳ですから、もう一声1,100円だったら良かったかな、と。。。

Geso_de_Nyoro