劇場公開日 2020年11月13日

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「ラストは想定外。運営視点で観る、ツッコみ無用のバトル・ロワイヤル!!」人狼ゲーム デスゲームの運営人 門倉カド(映画コーディネーター)さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ラストは想定外。運営視点で観る、ツッコみ無用のバトル・ロワイヤル!!

2021年1月31日
PCから投稿

興奮

知的

難しい

【賛否両論チェック】
賛:ゲームの“運営側”からの視点が斬新。予想だにしないラストも魅力。
否:「人狼ゲーム」シリーズ特有のご都合主義な展開や、数々のツッコみどころも健在。グロシーンも少しあり。

 基本的には、毎回お馴染みの「人狼ゲーム」なんですが、今回はなんといっても、これまでは明らかになって来なかった、運営側の目線が新鮮です。元教え子が参加させられてしまったゲームを運営しながら、なんとか生き残らせようと密かに奮闘する主人公の姿も印象的です。
 ただ、これまたお約束といえばお約束ですが、シリーズを通してのご都合主義な部分や、ツッコみどころもかなりあります。1番感じるのは、
「・・・みんな頭の回転速すぎ!!」
ってところでしょうか(笑)。「人狼ゲーム」そのものを熟知していないと、パッと聞いただけでは、何が何だか状況が分からない部分も多いです(笑)。
 かと思って油断していると、ラストはまさかの予想外の展開へと進んでいきますので、その辺りも要注目です。基本的には、往年のシリーズのファンの方向けの作品かもしれませんね。

門倉カド(映画コーディネーター)