劇場公開日 2020年9月18日

「この創設者にしてこのレコードレーベルあり」メイキング・オブ・モータウン regencyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.211
48%
33%
19%
0%
0%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

3.5この創設者にしてこのレコードレーベルあり

regencyさん
2020年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

興奮

幸せ

マービン・ゲイやダイアナ・ロス、スティービー・ワンダーにジャクソン5など、錚々たるミュージシャンを輩出したレコードレーベル、モータウンの正史を追ったドキュメンタリーだが、これが実に興味深い。
とにかく、レーベル創設者のベリー・ゴーディの、少年時代から備えていたビジネススキルの高さときたら。
自動車工場の生産ラインを音楽制作に転換すれば、人事面でも多人種や女性を登用するというダイバーシティ化を導入。さらに、所属ミュージシャン同士で競争心を煽ることでクオリティコントロールを図るといった、小室哲哉やつんく♂がやってきたプロデュースもいち早く実践。
一方で、そうしてヒット曲を連発するも、次第に自己プロデュースを求めてミュージシャン達が離れていくという件も、ショービジネスを象徴している。
ただ、そうした苦い過去も、「過ぎたこと」としてテンション高めに述懐できるあたりに、くぐってきた修羅場の多さを感じる。

貴重映像も満載だが、中でもジャクソン5のオーディションテスト時の、幼きマイケル・ジャクソンに驚愕。プロになる前からすでに"完成"されていたその佇まい。やはり彼はなるべくしてキング・オブ・ポップになったのだ。
ラストの、今のアメリカについてのスティービー・ワンダーのコメントが重い。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 5 件)
regency
「メイキング・オブ・モータウン」のレビューを書く 「メイキング・オブ・モータウン」のレビュー一覧へ(全11件)
「メイキング・オブ・モータウン」の作品トップへ