劇場公開日 2020年9月4日

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「思いがけない良作」宇宙でいちばんあかるい屋根 fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0思いがけない良作

2021年12月19日
iPhoneアプリから投稿

一言「星ばあ、最高!」

予備知識なく見ました(評価サイトはチラッと)。
どこか悩みを抱えている女子中学生役の、清原さん。
この世代では群を抜いて透明感がある、大好きな役者さん。

書道教室の屋上に行ったら、そこには見知らぬ老婆=星ばあがいて。
これが桃井かおりさん。この老婆キャラが最高!。

少女の悩みを聞き、いろいろアドバイスをしていく(ただし食べ物と交換で)。
その言葉たちがすっごく刺さるし、少女の行動を後押しする。
「後悔は行動してからしろ」
「年くったらなんだって、できるようになるんだ」

親だとちょっと距離感が近くて、あまり悩みを話したりできにくいけど。
老婆だったら、それこそ年くってるから。いろんなことも話せる。
そういう相談相手がいるって、思春期には大切だよね。

終盤ちらっと脳裏に浮かぶ。「星ばあって、本物?」。
中学生にしか見えない存在なような気・・・⁈。
なんとなく結末はこうだろうなあ、と思ったけど。
粋な演出に、ちょっとだけホロっ。そういうことかって。

心が洗われた素敵な作品でした。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「空を飛べたら、どうする⁈」

ゆき@おうちの中の人