劇場公開日 2020年11月27日

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「あや取りのような脚本と編集、ラストの爆発力であや取りの形が出来上がるなかなか見事な映画。内容よりもそこに感心した。個人的には佐々木が中島みゆきの『化粧』が好きだった事がポイント高し。」佐々木、イン、マイマイン もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0あや取りのような脚本と編集、ラストの爆発力であや取りの形が出来上がるなかなか見事な映画。内容よりもそこに感心した。個人的には佐々木が中島みゆきの『化粧』が好きだった事がポイント高し。

2023年2月3日
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鑑賞方法:VOD

①『ロング・グッドバイ』をミュージカル化すると聞こえたから、てっきりレイモンド・チャンドラーの『Long Good-bye』だと思い、“あれをミュージカル化?ってどうすんだろ?”と思っていたら全く違う芝居だった。
だが、「人生は“さよなら”の連続で、最後の“さよなら”は自分へのグッバイ」という視点は面白い。
②悠二の現在、悠二・佐々木・多田・木村の四人組の高校時代の回想、多田・木村の現在、佐々木の現在まで、これらをモザイクの様に組み合わせ、最後のシーンで四人組の高校時代のしこりに落とし前を付ける構成がなかなか宜しい。

もーさん