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映画「トレジャー・オブ・ムージン 天空城の秘宝」 トレジャー・オブ・ムージン 天空城の秘宝 劇場公開日:2020年1月3日
解説 中国の人気作家テンカパシンの小説「鬼吹灯」を実写映画化したアドベンチャーアクション。1000年前、精絶国の女王は民を服従させるため呪いの印をつけた。呪いは子孫にも受け継がれ、呪いを受けた者は40歳までしか生きられない。「ロングー」と「ムーチェン」という2つの秘宝をそろえれば、この呪いから解放されるのだという。ロングーはすでに手に入れたものの、ムーチェンを求めて天空の城へ向かった勇者たちは命を落とし、その後は天空の城へ足を踏み入れる者はいなくなった。ある日、伝説の盗掘師の子孫バーイー率いる一行が、ムーチェンを求め天空の城へと旅立つ。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2020」上映作品。
2018年製作/110分/中国 原題:云南虫谷 Mojin: The Worm Valley 配給:インターフィルム
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2021年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
昔々、40歳で死ぬという呪いをかけられた人たちの子孫が、これを解くため秘宝を奪いに行く。 旅の途中で現れるのはトカゲ・ワニ合体モンスター、ザリガや蛇、サソリなどのモンスターたち。 ラピュタのような浮かぶ島で最後の戦いが始まる。 アニメにしたほうが面白いと思った。
精絶女王に服従しなかった者にかけられた死の呪いによって40歳までしか生きられない孫達が、呪いを解くために秘宝を求めて天空の城を目指す話。 現代劇の体だけど、武器は剣に弓矢にスリングショットだし、炎の蛍、殺人魚、大トカゲ等々、ファンタジーなアクションアドベンチャーでRPGの様な物語。 軽目のテンションで愉しいし、ワクワク感もあるけれど、匂わされた謎解き要素は殆どなくて、襲って来るモブは違えど同じ様なことの繰り返しに感じてテンポもイマイチなので飽きてくる。 人がプレイしているゲームを横でみている感じというのかな…。 終いには完結に至らず。 何とも中途半端に終わられてしまった。
2020年3本目。 呪いを解くアイテムを探しに旅出る、中国産SFアドベンチャー。 中国映画はあまり観たことがないので、ノリに慣れない部分があったものの、主人公達が天空城でアベンジャーズばりのポーズを取ってからの展開は熱かった。 CGが前時代っぽかったり、初めて見たというわりには怪物の弱点まで熟知している教授等々、気になる点はあるものの、野暮ったいツッコミなしに観れば楽しい作品だった。
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If we go back, will the curse be lifted? 2015年公開の映画「ロスト・レジェンド 失われた棺の謎」(日本では2年後の2017年公開)というアメリカで非常に興行的に成功し、300億円を超えるとも言われていた映画の続編とされる本作。残念ながら、前作に追いつくのは、無理と思われる。というのもamazon.comでは、すでにVOD化をされて$3.99を払えばいつでもどこでも見ることが出来るものとなっている。 シナリオの出だしは、いたってゆっくりと進むのでもう少し何とかならないかと思うところもあったけれども、一行がムーチェンに出発してからは、CGI映像をこれでもかというぐらい使用し、激しい動きの中に色彩や画面のコントラストが鮮やかでそれを見るだけでも凄いという言葉が出てくる。CGI監督や美術監督、それに携わったスタッフの努力がわかる美術的に芸術的に高い作品作りが成されている。つまり冒険活劇として成立していてると思われるが、やはり、原色に近い色彩が続くとどうかと思ってしまうし、動物や魚類をアレンジした多くの魔物が出るシーンはCGIの完成度が低いように見えたのだが...? 多くの映画からオマージュしているところが散見する映画で、「レイダース・シリーズ」、「ジュマンジ」、またジェームズ・キャメロン監督の初長編映画「殺人魚フライングキラー(1981)」のお魚ちゃんが一行に飛んで噛みついてみたりもしていました。 Humans just see a mountain. But the mountain is the same as us. It's alive. A human life lasts just 80 years. But the mountain lives 100.000 years. One night of sleep takes 2,000 years. It takes 800 years just to turn over. 前作と180度違うところは、前作を見た記憶がないので何とも言えないけれども、たぶん、この映画がまじめすぎる映画に仕上げたところに問題があるのかもしれない。やはり、冒険活劇には、恋愛・お笑いは不可欠なものと言えるのかな? それと「ジュマンジ」のように登場人物にライフ3個を付けることで、この映画と違い志を同じくする仲間が亡くなるという不合理性に直面するのは、見ていて、あまり良い気分と言えないものと感じた。 If the king burns someday, every other flamefly will come to his side and burn with him. They're even more loyal than dogs. ラストの大団円のシーンはかなり完成度の高いCGIを見せているので、それなりにサクッと見ることが出来た映画と言えるものです。