「新規カットを交えて描くTVシリーズの“再演” 初見とシリーズファン、どちらにも嬉しい内容」少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト ロンド・ロンド・ロンド 五所光太郎(アニメハック編集部)さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5新規カットを交えて描くTVシリーズの“再演” 初見とシリーズファン、どちらにも嬉しい内容

2020年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

キャストが実際に舞台にも立つ、アニメ×舞台×アプリゲームで展開する「少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト」のテレビシリーズ総集編。主人公の愛城華恋と、その幼なじみ・神楽ひかりのドラマに絞った構成で、初見の人にも分かりやすく、テレビシリーズでファンをうならせたある仕掛けも劇場版ならではの見せ方で描かれています。
新規カット、新アレンジの劇中歌で、舞台少女たちが繰り広げるレビュー(バトル)を舞台さながらの迫力にバージョンアップさせつつ、「シン・ゴジラ」や旧「エヴァ」の「DEATH」編を思わせるテロップの多用も総集編ならでの面白い使い方をしていて楽しめました。新作劇場版を楽しみにしている人には必見の内容もあり、テレビシリーズを見ているから総集編は……という人も見逃せない1作です。

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五所光太郎(アニメハック編集部)