劇場公開日 2021年2月11日

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すばらしき世界のレビュー・感想・評価

全582件中、141~160件目を表示

3.5社会の生きづらさと少しの温かさを描いた

2021年12月5日
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鑑賞方法:DVD/BD

ヤクザの世界に身を置き、刑を終えて社会復帰した男が置かれる社会、人間関係、そして生きづらさを描いた作品。生きづらい世界の中で、身近な人々の少しづつの優しさが救いとなった作品でした。役所広司の演技が光ってましたが、ヤクザ世界に身を置いて、キレやすい男の設定には優しすぎる感があった。

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Misty

3.5実話をもとにしている割には点数低め 人生やり直しこれからというとき...

2021年11月14日
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鑑賞方法:DVD/BD
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ポケ

3.5西川美和監督が役所広司と初タッグを組んだ人間ドラマ。

2021年11月12日
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鑑賞方法:映画館

西川美和監督が役所広司と初タッグを組んだ人間ドラマ。

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てかる

3.5弱ってる人は観ないでほしい。

2021年10月24日
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弱ってない人は観てこの矛盾を考えてほしい。ほんとに胸に詰まる作品です。社会に馴染んで勝ち誇って生きてる人は本当に真っ当な人だろうか?

私たちが平和に暮らしてる日常のすぐそばで、街中に野良犬がいないのは捕まえて殺処分してるから。という現実がある。このご都合主義の気持ち悪い世界の中で、それでも助けられて生きてて、助けてくれる人がいることに気づけるのは良い作品。

役者陣全員とても素晴らしかった。そしてこの監督さんの作品の中ではとてもまとまりがあって良かったと思います。さすが実話ですね。ブレてないし尻きれてなくて不快感がなかったです。

ただ、映画はスクリーンで観るのであってテレビドラマではないのだから、もう少し音楽であったりに工夫が欲しかった。社会の仕組みに物申せるのは素晴らしいですが、芸術文化エンターテイメントとしての映画という点を考えると星3つ半かな。

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大粒 まろん

5.0今年の最高傑作ではないでしょうか

2021年10月18日
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鑑賞方法:VOD

前評判が高かったこの映画を先日、ようやくAmazon Prime Videoで観て以降、毎日、映画の各場面の映像が頭から離れません。主演の役所広司さんをはじめとして見事な演技をみせる俳優陣もさることながら、この映画に込められた深いメッセージに心を揺さぶられる思いです。愛情に飢えたまま若いころから暴力に頼って生き、その結果、長い刑務所暮らしを経て出所してきた主人公にとって、この世の中は最初とても生きづらい。巷に垣間見る悪や不条理に対してキレてしまい、刑務所のほうが生きやすかったとも思ってしまう。しかし、次第に彼の周りには彼の人生を理解し、罪を再び起こさないよう励まし続け、再生を助ける人々が増えていく。この世界はたとえ不条理な出来事や孤独が襲っても決して絶望する必要はない、生きていれば生きていてよかったと思えることも必ずある、普段他人と思える人が実はつながっていて、互いに支えあいながら生きている、この世界はすばらしい世界で人生捨てたもんじゃない、ということが映画に込められたメッセージではないかと思いました。今後、長い間、日本人の記憶に残る名作ではないかと個人的には思います。

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yanzou

4.0誰かの大切な人

2021年10月17日
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鑑賞方法:VOD

六角精児のギターで梶芽衣子が歌う見上げてごらん夜の星を
安田成美との電話のシーン
裁判所のシーンも良かった。
三上のまわりの優しい人々に心和む。優しい人々の心にも当然割り切れないところはあり、それを隠さずに荒々しく生きる三上を理解して支える。そのあたりの表現がすばらしい。

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シゲポン

5.0役所広司の見本市

2021年10月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

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LADA

3.5すばらしき役所広司

2021年10月11日
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この映画は役所広司じゃなければこんなに心にずーんとこなかっただろうってくらい、役柄がハマってる。
いきなり感情が沸点に達するあぶない前科者主人公三上。
特別盛り上がるようなドラマはないが、前科者には生きにくい世の中、社会的受け皿がないので再犯に走るのはありがちな中で頑張って生き抜こうとするのは見ててしんどそうだった。
根はいい人なので手を差し伸べる人もいる、孤立するのが1番よくないからそこは救いがあったね。
ラストは残念だなぁとは思ったが、あのままあそこで働いていてもいずれ問題は起こるだろう。
ちと地味すぎる部分もあったがうるっときました。

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まあ映画好

5.0かつてヤクザの扉を叩いた男が、希望の光と扉を開く

2021年10月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

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近大

4.5皆に優しい世界であってほしい

2021年9月28日
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sannemusa

3.0絶対すばらしき世界などならないが願望を混めて3点

2021年9月24日
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鑑賞方法:映画館

役所広司は相変わらず演技が上手く、
脇を固める俳優陣も素晴らしい演技を披露する

そこまで涙を頂戴するベタな展開ではなく、
ギリ現実にありそうな物語が進行していくが、
どうしても山場がないので個人的にはインパクトに欠けて
鑑賞者を圧倒する何かが足りない

老いた刑務所あがりの元ヤクザが
生活保護を受けながらも世間と関わり合い
知り合う人々と交流を繋ぎながらも
途中で元ヤクザの血が騒ぐというのが
大きな流れだが、

だからどうしたの? という感じだ

なぜなら、この映画を絶賛する人に問いたいが、
あなたは刑期を終えた人殺しと親密に付き合う事は出来るか?

少しの意見食い違いで激高する男と
俺は腹を割って定期的に付き合うのは絶対に無理だ

で、そのような現実・事実がありながらも
なぜかこの映画に登場する一般人は皆、
妙に親切で温かい

そして半グレや現役ヤクザや半端者には
やけに現実の残酷さを突き付ける

タイトル・すばらしき世界とはまるで
こんな悪者を排除した世界こそが理想のように
語っているように思えてならないが、

でも違うだろ

そんなヤクザがいるからこそ、こんな作品が
誕生したのではないのか?

ラストシーンも含めて、どうも小市民が求める
安心安全な世界を作ろう作ろうとする気持ちが
強すぎる

腑に落ちないシーンはいくつもあり、例えば
生活保護を受給するのは良いが
だからといって今時あんなボロアパートに住む
保護者はまずいない
家賃補助があるのだからいくら東京でも
風呂付のもっと良い物件がいくらでもある
それをしないのは橋爪演じる弁護士の怠慢

免許証失効で役所広司が警察署?の受付で文句を言う
シーンなどはその典型で、
長年ムショぐらしの男がこんな常識を知らない訳がない
なぜなら囚人同士の会話で免許失効は鉄板中の鉄板だからだ

白竜演じるヤクザが立ち上がるまで片足切断に
役所が気付かないのも強引過ぎて辟易

そして極め付けは生活保護のケースワーカーが
役所アパートに何度も足を運ぶ点で、
現実的には精々半年に一度ぐらいで
それも元ヤクザのムショ上がりに進んで訪問するなど有り得ない

これらを無視して絶賛するほど素晴らしい映画とは言えず
ただただ役所広司が頑張る映画で完成している

最後に俺なら
カップラーメンではなくマルちゃん正麺を叩きつける

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優一

4.5良い行いとは何か、何を幸せというか

2021年9月19日
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さく

4.0承認を求め続けた男の物語

2021年9月15日
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鑑賞方法:映画館

テーマは承認されることの大切さ。

* 三上(役所広司)のストーリー
主人公の三上は親からの承認を得られず、放浪した末、承認を与えてくれるヤクザの世界に居場所を見つける。

暴力で「敵」を叩くことで褒めてもらえるんだという世界観は、刑務所で長きを過ごした後でも上書きできなかった。

しかし、出てきたシャバでチンピラを撃退して、得意げに振り返ってみても、褒めてくれるはずの人はそこにはいなかった。

そして福岡で、もう暴力で褒めてもらえる世界ではなくなったのだということを悟る。

そんな彼は、これまでと違うやり方で承認してくれようとする人々によって変わり始める。

* 吉澤(長澤まさみ)のストーリー
三上を承認しない悪役として描かれていたTVプロデューサーの吉澤は三上の対立軸ではない。

彼女もまたマスコミというヤクザ界で承認を得るために、平凡な感覚では承認を得にくいような言動をとるようになってしまったという構造は、三上と同じ。

彼女に石を投げる者は、三上に石を投げる者でもあるだろう。

* 津乃田(仲野太賀)のストーリー
三上の部下?の津乃田についてはもう少し分かりやすいキャラ設定があってもよかったかも。

衝動的に危害を加えてくるかもしれない三上に対する愛の強さの出所は少々分かりづらいと感じた。

お風呂でのシーンで彼とその父との関係が暗示されていたのがヒントかも。

不適合者としての自分を三上に代弁させて執筆に昇華させたかったのか、あるいは吉澤の言葉に「俺は彼を救って文も書いて見返す!」となったのか。

* 以下ネタバレ

三上はシャバに出て、たくさんの困難に出会うものの周囲は敵ばかりではないことを知った。

歌のすばらしさ、花や空の美しさを知った。

元気の出るクスリがなくても、(それが親でなくても)自分を応援してくれる人のために頑張れることを知った。

最後、チンピラが仕返しに来て悲劇的なことになるのではないか…といった懸念を観客は持っただろう。

でも、そうはならなかった。

もちろんもっとよい事後ストーリーはあり得ただろうけれど、すばらしき世界の片りんを見つけたことを素直によかった、と思った。


今の刑務所はあの頃と違ってもう少し出所後の社会適応を視野にいれて運営されていると知って少し安心。

でも、あんな風に、お母さんみたいに見送ってくれたらまた戻って来たいって思わせてしまうかもね。

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doronjo

4.0更生について考えた

2021年9月10日
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最後まで夢中になって観た。
更生、社会復帰はすごく難しい。
映画の中では、理解者が周りにたくさんいたが、現実ではどうなんだろう。

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ざおとん

4.0素晴らしい。役所広司と西川美和

2021年8月11日
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西川美和監督作品が好きで、今回は、「当たり」の作品。
コロナ禍で映画観に行くのもままならなかったけど、行って良かった。
役所広司の演技は圧巻。正直、他を圧倒。この役はこの人以外、考えられない。
凡人でも、ヤクザでも、この人は、その役に染まるから、作品が印象に残るのよねー。

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マイメロラブ

4.0もがいて生きる

2021年7月15日
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泣ける

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こころ

5.0完璧で素晴らしい作品

2021年7月10日
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鑑賞方法:映画館

自由を求めるのは、人間だけでなく動物の本能だ。散々自由にやってきた代償として刑務所という不自由があり、刑期を終えてシャバに出てきたら自由になる代わりに我慢という不自由がついて回る。時に正義感をも我慢しなければ社会とうまくやれない。自由な発言をすればやがて社会で居場所がなくなっていく。やくざをしてきた人がいかに生きづらい社会か、テーマ自体はやくざと家族ととてもよく似ていて、どちらも非常にリアリティがあって素晴らしい作品だ。そもそも十人十色である人間という存在をヤクザというラベルで一括りにし、社会から排除するのが本当の正義なのか。素晴らしき世界を生きているテイをとっている私たちもまた窮屈さを感じながら自由で本能的な正夫のような人間に憧れている部分もある事も遥のセリフを通して残る。登場人物の良い面、悪い面を見せたり、設定やストーリーに過剰にショーアップされた要素が少ないことでドキュメンタリーを見ている様な多面性のある世界を描いている点が好みだった。極め付けに映像作品として、展開のスピード感や音楽、美しい映像が挿入されるタイミングなども心地よくて久々に完璧の作品に出会えた。

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bluecinema

5.0タイトルなし

2021年6月30日
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悲しい

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ナイトホーク

4.0残酷な自分に気がつく

2021年6月20日
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鑑賞方法:VOD

知的

人は純粋すぎると正論を言いすぎると、社会では上手くやっていけない。私達は自分の中にある正義と折り合いをつけながら社会の中で生きていき、いつしかそれは日常となります。

いじめはダメというけれど「仕事ができないくせに俺と給与が同じである」という理由のいじめであれば、なんとなく周りも許してしまう。ムショ帰りや障害者は仕事があるだけマシと思ってしまう。三上の様な生産性のない人間は感動コンテンツとして消費することがいいことだとされてしまう。

本作を鑑賞していて、己の中で気がつかない間に醸成されていた『生産性至上主義』の残酷さに改めて気づかされてしまいました。生産性の無い人はとことん排除する社会。最も象徴的なのは、三上ですらも生活保護を受給したがらないシーンにありました。行政のネガティブキャンペーンが隅々まで行き渡ってますね(嫌味です)。

でもこの構図は恐らく変わらないだろうし、このままの社会だと今後もっと加速するのではないかと思います。

三上の身許引受人やスーパーの店長をはじめとする人情に厚くお節介を焼く人間は、世の中では極少数です。それに、政府が犯罪者を本質的に自立させようと考えれば、普通はIT技術とかを学ばせるのではないでしょうか。今時あの技術を政府が学ばせているのも、利権絡みか、単に受刑者を馬鹿にしているだけかと勘ぐってしまいます。そんな世の中でこのタイトルは、なかなかパンチが効いていると思いました。

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ミカ

4.0正直だけでは生きていけない。でないと、生きているのがつらい。おおざ...

2021年5月27日
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TK