フィナーレ　“そいつ”が見えたら、終わり。のレビュー・感想・評価

デンマークの田舎町、29歳のガソリンスタンドのお嬢様と、少し年上のやさぐれ女性従業員が攫われて、ピエロが進行する残酷ショーに巻きこまれる話。

観客に向けたショーの説明の序章から始まり、程なく攫われた後の主人公の様子を散りばめつつ、攫われる前のガソリンスタンドでの様子をみせていく。

攫われてショーが始まってからの様子を少しとはいえみせておいて、攫われる前までの様子をちんたら長々みせられてもねぇ。
オカルトストーリーでもあるまいし、空気入れの件の繰り返しも別にね。

ショーの中味も全然全然大したことなくて、これで盛り上がる観客って…無料配信ぐらいじゃないと見てもらえないんじゃない？

極端にいえば、盛り上がったのは反撃していたほんのちょっとの間ぐらいだし、気になったのは名札はどうなったのかなぐらいかな。

しかしピエロ+スリラーってだけでこの邦題って…載っかりたかった？安直だねぇ。

なんか後味の悪い終わり方。

ただただイカれた人間の恐怖を
感じるだけの話。
ここまでやるのであればもっとさらに残酷な終わり方のほうが締めるには良かった気がします

まさかの続編があるのか？
と思わせる映画でした