劇場公開日 2021年1月29日

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「年月の重み」わたしの叔父さん Imperatorさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0年月の重み

2021年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

正直言って、110分もある映画なのに、「これだけ?これで終わり?」だった。

記憶違いかもしれないが、「12年間で寝坊は初めて」という叔父の台詞があったと思う。
その長きにわたって、叔父と暮らしてきた、そして、酪農家として生きてきたという、“年月の重み”が、クリスの選択を決定したということなのだろう。
獣医もマイクも、いや、叔父ですら、クリスの姿に対して否定的に見えるのだが・・・。
単純だが、深いテーマであった。

その他、「酪農王国デンマーク」の実態が、少し垣間見えたのは興味深かった。
また、G20での抗議デモから北朝鮮のミサイルまで、時勢とは無縁な田舎の酪農家が、テレビで世界のニュースを見ているシーンは、なぜか“ほのぼの”していて面白かった。

Imperator